1. JR北海道事故 運輸局が調査終了 (4/28 朝日)
国交省北海道運輸局によるJR北海道への立ち入り調査が27日終わった。年明け以降相次いだ事故の再発防止策の実効性を問うもの。兵庫県尼崎市で起きたJR西日本(宝塚線)の脱線事故で鉄道の安全に大きな注目が集まるなか、JR北海道は「基本動作が体にしみ込むまで徹底するしかない」(安全推進部)としている。
2. 豪州人スキー客呼び込みへ連携-ニセコ・支笏湖・洞爺湖の3地域
ニセコと支笏湖、洞爺湖の三つのエリアのNPO法人が協力して豪州人観光客を呼び込もうと活動を始めた。26日夜には千歳市内で「広域連携フォーラム」を開き、3地域の連携の可能性を探った。フォーラムを企画したのは、各地でまちづくりを進める「ニセコ羊蹄再発見の会」▽「支笏湖まちづくり機構Neoステージ」▽「洞爺湖にぎわいネットワーク」の3団体。(4/28 毎日)
3. 道内一丸 「観光サミット」 来月23日に (4/29 朝日)
北海道の観光戦略について行政機関や民間団体の首脳が議論する「観光サミット」が23日、札幌市の道庁赤れんが庁舎で開かれる。オール北海道で、課題を認識するのがねらいで初の試み。内外の競争に勝つアイデアなどをまとめ、実施していく考えだ。参加するのは、道、北海道経済産業局、北海道運輸局、札幌市、北海道経済連合会、北海道商工会議所連合会、JR北海道などの各首脳11人。
4. アウトレットモール・レラに初日4万人が来場 (4/30 千歳民報)
グランドオープンしたJR南千歳駅前の千歳アウトレットモール・レラは29日、4万人の入場者数でにぎわった。混雑緩和へ、駐車場の増設などで対応したものの、一時は千歳市街地や国道36号に接続する道路が駐車を待つ車の列でつながった。このため、レラでは「JRなどの公共機関の利用を」と呼び掛けている。
5. ニセコの魅力、町長自ら案内 半日バスツアー (4/30 道新)
後志管内ニセコ町の逢坂誠二町長が同町内の観光ガイドを務める半日バスツアーが三十日、行われた。 ツアーは、ニセコリゾート観光協会が主催。「逢坂町長と話したい」と申し込みが相次ぎ、道内各地から四十人が参加した。
6. 「いにしえ街道」 江差にオープン (5/2 朝日)
「江差の五月は江戸にもない」と言われ、北前船とニシン漁で繁栄を極めた桧山支庁江差町に、往時の街なみを復元した「江差いにしえ街道」が完成し、1日、オープン記念式が行われた。回船問屋が軒を連ねたかつての浜街道約1・1キロに、豪商の店舗と蔵のほか、明治から昭和初期にかけての商家や街屋、職人の仕事場などがよみがえった。
7. 湖の観光船 10年で利用4割減 (5/4 朝日)
阿寒湖や、洞爺湖など道内観光の定番といわれる湖の観光船の利用者が03年度までの10年間で4割も減少していることが、国交省北海道運輸局のまとめで分かった。特に00年の有珠山の噴火で客離れが進んだのが原因とみられる。同運輸局では、改善のためのアンケートを取るなどして今月中にも活性化のための提言をまとめる。
8. ラムサール条約に野付半島・風蓮湖登録を (5/5 朝日)
ラムサール条約湿地の候補地である道東の野付半島と風蓮湖周辺の計2カ所の登録に向け、地元の根室、別海、標津の3市町が連携を強化して実現に取り組むことになった。年内の登録決定を目指し、情報共有や推進活動の一体化を進めながら、内外へのアピールを強める狙い。
9. 道や札幌市、「芸術・文化施設」で観光客誘致 (5/7 日経)
道内の芸術・文化施設を観光振興に役立てようとする動きが活発になっている。道は今年度から道内各地の芸術・文化施設や祭りをテーマにしたモデルツアーの選定に着手。札幌市は7月にモエレ沼公園が全面開業するのに合わせ、関連イベントを実施する。自然や食材以外の新たな切り口で、本州客などに道内観光をアピールする。
10. 市内5地区の自販機に観光マップ掲示/コカ・コーラ
北海道コカ・コーラボトリング道南支店函館営業所は9日から、観光スポット周辺の自動販売機に観光地図を掲示する。サクラの開花で本格的観光シーズンが幕を開けており、観光客の道しるべとして活躍しそうだ。市の観光振興に一役買おうと、同営業所が企画。道内では観光スポットとして評判の高い小樽や富良野でも行われている。(5/7 函館新聞)
11. アサヒメロン初出荷 一箱20万円の値も (5/8 苫小牧日報)
甘みののった赤肉が自慢の追分特産アサヒメロンが、初出荷された。15度以上の高い糖度の大玉が市場の高い評価を受け、7日の札幌中央卸売市場での初競りで20万円(4玉)の値がついた。メロンの出荷は7月にピークを迎え、10月まで続く。
12. 日本最東端・東根室 → 九州最西端 第1弾満員 (5/8 朝日)
JR北海道が日本最東端の根室線東根室駅と九州最西端の駅を列車で結ぶ旅行を売り出し、定員40人が満員になる人気を集めている。予定外の第2弾も募集を始めた。人気商品となった最北端から最南端の日本縦断の旅に続き、同じ客層を開拓する「横断の旅」も狙いが当たった格好だ。
13. 札幌カジノ、自治体と企業の過半数が賛成 (5/8 毎日)
道内民間シンクタンク「未来総合研究所」が提案している「札幌カジノ構想」について、未来総研が道内230の自治体と企業にアンケートをとったところ過半数の51%が同構想に賛成した。反対は15%にとどまった。カジノが道経済活性化の切り札として注目されている。
14. 観光サミット23日開催 経済・関係団体トップ参加
観光振興に力を入れている高橋はるみ知事は23日、道内の主要官公庁や経済・観光団体トップによる「北海道観光サミット」を道庁赤レンガ庁舎で開き、オール北海道で観光戦略や今後の取り組みを検討し、観光客の誘致を推進する。 (5/9 札幌タイムス)
15. 首都圏など対象に北海道への移住に関するアンケート
道は首都圏に住む「団塊の世代」を中心に、移住に関するアンケートを実施した。その結果、北海道に「住んでみたい」「一時的に住んでみたい」と答えた人は5割に上り、「季節・期間限定で住んでもよい」という条件付きの回答も合わせると8割に達した。(5/9 函館新聞)
16. 札幌-東京が新幹線で4時間以内に 時速360キロの新型試験
札幌-東京が新幹線で四時間以内-。JR東日本は最高時速三百六十キロの高速新幹線の試験車両「FASTECH360」の走行試験を、六月から東北新幹線・仙台-北上(岩手県)間で行う。実用化されれば、北海道新幹線札幌延伸論の追い風になりそうだ。(5/9 道新)
17. トマム施設、30年間賃貸 占冠村、星野に (5/11 道新)
上川管内占冠村は十日、同村内の大規模リゾート「アルファリゾート・トマム」から九月いっぱいで加森観光(札幌市)が撤退した後、村の所有している施設を星野リゾート(長野県軽井沢町)に三十年間貸し付ける方針を決めた。これにより同リゾートは十月以降、星野が主体となって一括運営することが確実な見通しとなった。
18.「存続から再生へ」/銀河線廃止 (5/12 朝日)
第三セクター鉄道「ふるさと銀河線」の存続を求めてきた住民団体「ふるさと銀河線存続会議」が、今後は三セク鉄道の形態にこだわらずに今後も鉄路を残す運動に力を入れることになった。北海道運輸局が、運営会社の鉄道事業の廃止届提出後の手続きで意見聴取の開始を9日付で公示したが、住民団体はこの機会に「鉄路を残して銀河線を再生させる」声を上げるよう、会員や住民らに呼びかけ始めた。
19. 払えぬ最低賃金、タクシーの職奪う経営圧迫 釧路 (5/11 朝日)
釧路市内の系列のタクシー会社2社が、道が定める地域別最低賃金(1時間638円)を払えず、営業休止や成績の悪い運転手に解雇方針を伝える事態になっている。労働者の生活を守る法律が、逆に職を奪うことにもなっており、関係者の思いは複雑だ。背景には不況による利用客の減少があり、他地域への広がりを懸念する声もある。
20. 釧商、丸井今井存続支援に取り組む (5/12 釧路新聞)
釧路商工会議所は11日、緊急常議員会を開き、丸井今井釧路店存続への取り組みを協議した。同店が中心市街地活性の核店舗であることを再確認し、オール釧路体制で存続支援に取り組むこと、地元女性グループが立ち上げを準備している「地元百貨店を守る会」(仮称)への支援協力を行うことなどを決めた。
21. エアトランセ、60歳以上、女性を対象、破格の片道1万円
函館-帯広間を3月から定期運航している航空会社、エアトランセは12日、60歳以上の女性を対象に通常運賃から60%引きの片道1万円とする破格のサービスを始める。帯広からは函館観光を、函館からは帯広市美栄町の「紫竹ガーデン遊華」のチューリップ観賞などを売り込み、搭乗客を増やすのが狙い。(5/13 毎日)
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。