ヤマハがキロロスキー場から撤退

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キロロスキー場を運営するヤマハが4施設を売却することになった。中日新聞によると売却されるのは、キロロのほか鳥羽国際ホテル(鳥羽市)、合歓の里(志摩市)、はいむるぶし(沖縄・竹富島)で三井不動産に40億5千万円で売却される。
キロロは1991年に開業した赤井川村にあるスキー場である。ちょうど札幌国際スキー場の裏手に位置し、豊富な積雪量とロングシーズンを誇っている。また、2つのリゾートホテル(ホテルピアノとマウンテンホテル)と温泉、ゴルフ場などをを擁しているが、スキーシーズン以外はこれといった特徴がなかった。
キロロはゲレンデスキーが全盛の80年代後半、当時、スキー板を製造したいたヤマハがブランドイメージアップのために計画された(当時ヤマハの板は国産の中では高級イメージであった)。
しかし、オープンがバブル崩壊後であり、設計の段階では大規模に開発する予定であったが、自然保護の絡みもあり、大幅に縮小されてしまった。
当初は三セクの株式会社キロロ開発公社が運営していたが、赤字のために赤井川村が経営から離れ、ヤマハが赤字を補てんするかたちで経営を続けていた。また、最近では格安の札幌・小樽観光ツアーの宿泊地やアジア系団体ツアーなどに利用されていた。
このところ大手資本のスキーリゾートからの撤退が目立つ。ヤマハは以前からフォークコンサートで有名な「つま恋」など観光事業に進出していた。ものづくりの会社なので誠実さ、真面目さは評価できるが、面白みに乏しく、やや感覚的にも古さをかんじた。加森観光のルスツのようなエンターテイメント性がなかった(これはヤマハが本格的且つ正統派のリゾートを目指したということもあるが)。
今後は本業に専念するようである。

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