今朝22日、朝日新聞東京版22面を見て驚いた。何と全面広告で石屋製菓の「白い恋人」販売再開のお知らせが出ているではないか。道新はチェックしていないが、おそらく同じくそうであろう。それにしても新聞広告が安くなったとはいえ売上げ80億円程度の会社がこんな広告を出すのは異例のことであり、道外購買者を意識していることがわかる。
ご覧になった方も多いと思うが、6つの「私たちの約束」がある。賞味期限を120日にしたこと、ひとつひとつの袋に印字するなど品質管理の徹底を図っていることなどコンプライアンスを訴えている。
石屋製菓の事件以降、赤福や船場吉兆など土産菓子業界は矢面に立たされている。特に赤福は、絶対的なブランドにも関わらず嘘を積み重ねた結果、長年の伝統を数日で失墜させた。管理人も赤福には驚いた。その赤福に憧れ、北海道にもあのような菓子をということで石水社長はそれを目標にやってきた訳だが、今はどういう気持ちでいるであろうか。
今後の石屋製菓と白い恋人、銀行から数人入っているので当然その影響が強くなるであろう。これまでは石水商会、オーナー即決会社であったが、今後はそうはいかない。このあたりが、吉と出ると凶と出るか。白い恋人自体の売上げはそこそこ回復するであろうが、会社自体にパワーが戻るかは疑問である。
菓子以外の新規事業はセーブがかけられるであろう。
白い恋人は、もともと普通のチョコレート菓子、貯金箱で使えそうな箱のデザインセンスも決してよくなく、30年前のチロリアンといったかんじである。どう変化するか興味は尽きない。
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コメント(2件)
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管理人様お久しぶりです。
「白い恋人」ですが、売り切れというキーワードに多くの消費者は弱いようです。今朝もたまたま用事で社外に出たのですが、某デパートのお土産売り場近くの玄関では既に開店を待つと思われる行列が出来ていました。
私は同じ「白い恋人」でも、12月1日のJ1昇格をかけた赤黒軍団が気になるので応援に行く予定です。
J1昇格が決まれば食べてみようかと思います。
お久しぶりです。道産子は人がいいから白い恋人を応援するんだろうな。関西の赤福なら対応が違うと思いますが。
ファイターズが終わり、来週はコンサのJ1昇格ですね。独走と思われながらここへ来て苦戦。でも地元で水戸戦なのでいけるでしょう。ドーム、満員になりそうですね。
今日の道新に夕張の友子制度を無形文化財にしようという記事が出ていました。友子制度が知られるのは炭鉱ファンとして嬉しいことです。