4年ぶりに北見へ降り立った。やはりこの街も駅前に東横インとルートインが競うように建っていた。昼時であったので飲食店を探したが、ここでも商店街のシャッター化が進んでおり、店がみつからない。ふたたび駅前へ戻り、東急イン1Fの「シャングリラ」へ入った。
かつて北見東急百貨店も同居していたビルだが、デパートの方は撤退し、テナントも入らないので今は市役所となっている。東急インも撤退したのではないかと思ったが、しっかりあった。「シャングリラ」は東急イン共通のレストラン屋号。北海道の東急インは料理が美味しく、以前は釧路でよく晩飯を喰ったものだ。また、札幌の「シャングリラ」は驚くほど静かで、隅にあるカウンターバーが穴場的でいいのだ。以前、親しいバーテンさんがおり、よく行ったものだ。
ランチでオーダーしたのが「北見玉ねぎカリー」。いかにも北見といったメニューである。管理人はこういったB級御当地グルメ的なものにあまり興味はない。オーダーした理由もカレーなので早く出てくるだろうと。「北海道じゃらん」のヒロ中田氏などがいろいろとプロデュースしているが、説得力があるものが少なく、ホンマもんにはなかなか出遭わない。
この北見玉ねぎカレーは、北見東急インの調理師、国沢剛之さんのレシピによるもので、芯をくり抜いたボイルした玉ねぎの中に玉ねぎをじっくり煮込んだカレールーが入っており、夏野菜とラム肉のシシカバブーが添えてある。ボイルされた玉ねぎ自体も食べることができ、なかなかのアイデア料理だ。味の方もイケる。これはホンマものだと思った。但し、手が込んでいるため出てくるまで20分かかった。1,200円。
【参考】北見東急インレストラン公式HP
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