函館本線熱郛駅で交換待ちのキハ40(’88.10)
地上ホーム時代の帯広駅に停車するキハ40(’90.2)
札沼線石狩月形駅で交換するキハ40とキハ56(’92.5)
90年代以降に登場したお馴染みの北海道カラー(’93.12 砂川駅上砂川線ホーム)
旧国鉄時代の「朱色」に塗装し直した列車1両が14日、JR根室線を中心に運行を始めた。鉄道マニアには「柿色」と呼ばれる色で、釧路駅にはファンも集まり、郷愁に浸った。 (3/15付 道新)
国鉄末期に登場したこのカラーを「柿色」と呼ぶとは知らなかった。なかなか色名が出てこないのだが、「赤や朱色の国鉄カラー」と管理人は呼んでいた。最近は国鉄リバイバルカラーが増えている。特に国鉄時代からある古い気動車は全国各地で国鉄カラーに戻されている。先日、引退をした大糸線糸魚川-南小谷間を走っていたキハ52も元の色に最後は復元された。また、急行「能登」も「白山」時代の白を基調としたものから伝統の国鉄カラーに再塗装されていた。
JR発足後、各社は競うようにそれぞれのローカルカラーに塗装替えた。しかしながら新カラーが車両にマッチしたものは少なかった気がする。国鉄カラーを知っていることもあるが、鉄道車両はシンプルな方がよい。
JR北海道でも90年代に入るとクリームを基調とした北海道カラーに普通気動車が塗り替えられていった。キハ40や古いキハ56も新カラーとなったが、電車の711系はそのままの赤色で現在に至っている。過去の栄光に敬意を表してなのか、すぐに廃止する予定であったのか理由は定かではないが、711系を見ると正統派国鉄カラーの電車であり、誇らしげに見える。
この国鉄カラーへの復元、鉄道ファンを呼び込もうという狙いであろうか。確かにファンは集まってくるが、キハ40に引退も近づいている証でもある。
国鉄時代と同塗装で走る711系電車(撮影時期不明 銭函駅)
新塗装になることなく引退をしたキハ22系(’92.10東室蘭駅)
先ごろ引退をしたキハ52系(’97.11境港線)と横川駅で補助機関車を付ける「白山」時代の489系(’96.11)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/03/40_2.html
こちらには「たらこ塗装」とありますね。
それにしても泣ける写真の数々、お見事です。
「たらこ塗装」ですか。いろいろな言い方がありますね。
写真を見ると国鉄時代よりも少し色が薄い気がしますがどうなのでしょうか。
釧路支社、最近ヤル気になっているようです。これまで道内他の支社と較べると目立った企画がなかったですが、支社内に「変化」が訪れているようです(情報も入っています)。
管理人様こんにちは、ご無沙汰です。
キハ40は、現在でもローカルでは北海道の主流で、これに変わるものはあるのでしょうかね?JR北海道もローカルへ注ぎ込むお金はありませんよね。(DMVはどうなるのか?)
学園都市線に走る気動車くらいでしょうね、今のところ変わるとこは。
釧路支社には鉄ちゃん社員がいるのかも(笑)
元夕張市民さん、お久しぶりです。お元気ですか?
キハ40は北海道ローカルの主といったかんじですよね。とても愛着をかんじます。釧路支社は昨年支社長が変わり、新しいことに挑まれているようです。
おっしゃる通り、鉄ちゃん社員がいるとすぐにわかりますね。個人的には釧路支社には10年近く前に北斗星車両で札幌-根室間を走らせたブルトレの復活に期待したいところです。
管理人様こんにちは。
釧路支社が止まりません!
「釧網線に「快足」列車 足湯めぐり、来月運行 観光活用へ 知恵」
道新より
元夕張市民さんへ
支社長が変わるとこうも違うのですかね(?)。
足湯列車、発想が面白い。川湯・摩周以外にも茅沼や緑、斜里あたりに作ってもらいたいですね。これ乗ってみたいです。
釧網線はノロッコ号の利用者が減少、外国人観光客頼みだったので新しい集客ツールとして期待しています。
たとえば釧網線にJR九州のような観光・リゾート特急(急行)は無理ですかね。気動車を改造して花咲線にも乗り入れたら新たな目玉になると思いますが。
また、余剰している北斗星車両を使って札幌-根室間に「北斗星まりもノサップ号」を夏季臨時で走らせるなど。アイデアは浮かびますが。
今後も釧路支社に注目して行きます。