新駅が誕生してから初めて旭川駅へ行った。買物公園側から見ると旧駅舎はそのままの姿で残っているが、既に活用はされておらず、その奥に新駅舎があった。また、旧ホームの解体が進んでおり、正面のメイン駅舎もまもなく、姿を消すことであろう。
函館駅や帯広駅建て替えの際もそうであったが、新駅(ホーム)が昨年10月に完成し、稼動を始めたあとに旧駅が取り壊されて行く。旧駅舎は、国鉄「民衆駅」であり、かつては地下にステーションデパートがあった。ここにあった「蜂屋支店」のラーメンが旨かった。
新駅は東西に改札口があり、南北にも自由通路がある。駅舎ではないが、4/1には中心街と駅南口神楽地区を結ぶ「氷点橋」が完成している。新駅のコンコースは大変広々としており、ゆとりがある作りとなっている。無機質なかんじはするが、新しいものなので仕方ない。
新駅ホームはこれまでよりも南側、ちょうど富良野線乗り場付近に作られている。ホームは、島式ホーム3面・単式ホーム1面、合計4面7線のホームを持つ高架駅である。富良野線も同じホームから発車をする。目を引いたのは、「乗車口案内」である。列車ごとに、編成と乗り場がひと目でわかる便利なものだ。
管理人は13時13分発の「オホーツク4号」に乗車した。13時に出発した「スーパーカムイ」に乗れば始発で確実に座って行けるが、”旅気分”が味わえるオホーツクにわざと一本遅らせてみた。乗車した2号車は指定席と自由席の混合だが、「乗車口案内」のおかげで、迷うことなくスムーズに乗ることができた。
旭川の新駅舎、帯広にかんじは似ているが、こちらの方が列車の本数も多く、全体的に豪華なつくりだ。北海道第二の都市に相応しい駅と云ってよいであろう。
これで道内の民衆駅で残っているのは釧路駅のみである。
余談、旧駅舎の写真(最上段真ん中)はエスタの飲食店街「四川飯店」から撮ったもの。北海道は本格的な中華料理店が少ないが、旭川に来るとここへ寄らせてもらう。
お久しぶりです。てっぺんです。旭川駅も建て替えられ てっぺんのいる稚内も建て替えられました。キオスクや駅そばがなくなってちょっと寂しいですがやはり21世紀ですからね。でもこうなると名寄や遠軽みたいな木造駅舎ノ保存も必要になって来ますし逆に都市部で唯一残る木造駅舎の苗穂駅と民衆駅舎の釧路駅は建て替えられてしまうのかちょっと心配です。民衆駅舎は全国的にも建て替えられてばかりいるので保存できないかなあ
てっぺんさん、ご無沙汰しております。
稚内は最近行っていないのですが新しくなったそうですね。そういえば、先日苗穂の駅で降りました。札幌のひと駅隣りとは思えないぐらいいい味を出してますね。「カラマツ」の本店もありました。
あとは釧路駅がどうなるか?商業施設を伴なった駅が出来て駅周辺が活性化すればいいですが現実的には無理でしょう。多分、旭川と同じようになるのでしょうね。
こんばんは。
先日初めて新しくなった旭川駅に行きました。徐々に国鉄時代の駅は姿を消し、現代的な姿に変わって行きますね。
駅は街の顔。
是非とも、地域から愛される駅であり続けて欲しいと願っています。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記さま、はじめまして。コメントありがとうございます。
御ブログの写真を拝見しましたが旭川駅完成ですね。民衆駅であった国鉄時代の面影はなくなりましたが、建物や構造自体はとてもいいと思います。ゆとりがあります。
新駅には列車の乗降りだけではなく、わざわざそこへ出向かせるようなものを期待したいですね。道の駅ではなく、鉄道の駅にもう一度人が集まることを期待します。