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台風被災地への支援にもなる「ひがし北海道周遊観光バス」

2016年09月16日掲 載

east hokaido bus

札幌と道東とを結ぶ2ルートで「ひがし北海道周遊観光バス」が8/20から11/2まで運行されている。道北から十勝・道東方面の主要な観光地を巡りながら移動することが可能な事前予約制の路線バスで、札幌観光バスなど3社が運行を、札幌観光バスの子会社クールスターがチケットなど旅行部門を担当している。

コースは北ルート(富良野•層雲峡•網走•ウトロ温泉)と南ルート(帯広•十勝川温泉•阿寒湖•川湯温泉•ウトロ温泉)の2ルートがあり、 それぞれ層雲峡、十勝川温泉で折り返すかたちを取る。どちらも北海道を代表する観光地、富良野と知床を経由する東西縦断型の観光路線バスである。

この「ひがし北海道周遊観光バス」だが、先の台風10号被害でJRを利用しての道東移動が出来なくなった今、このバスの存在が貴重となった。帯広・釧路方面のJR根室線や石勝線は壊滅的ともいえる被害のため、復旧が来年にずれこむのではと云われている。石北線や釧網線は来月上旬には復旧できそうだがいまだ不通が続いている。そのため、都市間バスは大混雑しているが、観光利用の方は途中下車も出来るので、ひがし北海道周遊観光バスは重宝しそうである。たとえば札幌-十勝川温泉ルートだと新得や帯広駅、十勝川-ウトロルートだと阿寒湖、摩周駅、川湯温泉駅などで乗降車が可能なので使い勝手もよさそうである。

ちなみに運賃は札幌-層雲峡が5500円、層雲峡-ウトロが6500円、札幌-十勝川が6000円、十勝川-ウトロが6000円である。都市間バスでの札幌-十勝川温泉の運賃は4100円なので1900円高いが、定期観光バスの相場から考えてもかなり割安ではないであろうか。また、団体ツアー以外でこういったコースでの旅行は、大手旅行会社などが設定する現地発着のツアーぐらいしかなく、路線バスと同様な感覚で乗れる今回の周遊バスは便利である。レンタカーでの観光もよいが、ガイドさんの案内を聞きながら旅するのも新鮮である。

先月、管理人はプレス向け試乗会の招待を受けていたが、お伺いすることができなかった。ちょうど10上旬、札幌から釧路方面に所要があり、移動をどうするか考えているところであったが、このバスの利用もよさそうである。

これから紅葉シーズンに向け、観光で札幌圏と道東圏の移動に頭を悩ましている方には、ひがし北海道周遊観光バスを選択肢に加えていただきたいと思う。被災地の近くも通り、今は現地に立ち寄り、お金を落とすことが、すぐに出来る復興策でもある。

「らじる★らじる」で北海道が聴ける

2016年09月14日掲 載

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9/1からNHKのインターネット放送「らじる★らじる」のエリアが拡大し、札幌放送局が聴けるようになった。これまでの東京、仙台、名古屋、大阪に加え、 あらたに札幌、広島、松山、福岡の各放送局を聴取でき、これは嬉しいサービスである。放送が始まった9/1はちょうど東北や北海道に大きな被害をもたらした台風10号の災害の直後であり、皮肉だがネットラジオの役割がすぐに果たせることとなった。

これまで民放ではradiko.jpというサービスがあり、東京からSTVやHBCを聴くことが出来たが、エリア外の局は有料で350円かかる。NHKの場合は全国プログラムが多く、ご当地番組は限られており、ローカルニュースや天気、交通情報などが主体だが、それでもかけっぱなしにしていると北海道に居る気分にさせてくれて有難いサービスである。

ラジオに較べテレビの方はなかなか進んでいない。個人で楽しむロケーションフリーテレビの端末を現地に設置するぐらいしか方法がなかったが、ソニーのロケフリテレビの端末も発売が数年前に中止、これを営利に使って摘発されたことも関係しているかもしれないが、グレーゾーンで既得権益が絡む電波法の壁は大きく、地方のテレビ番組が見れるようになるまではまだ少し時間がかかるかもしれない。


全国各地の放送が楽しめるのは嬉しいが、いつでも現地と同じものが見れて(聴けて)しまえば面白みや有難味がなくなるような気もする。急増した各地のアンテナショップと同じで最初は新鮮だが、いつもそれがあると次第に飽きが来る。
「故郷は遠くにありて思ふもの」ではないが、近すぎても問題があり、情報に振り回される昨今、その匙加減は難しい。