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夕張市長選 市民と都民の民度

夕張市長選で初当選した全国最年少市長・鈴木直道氏が初登庁した。今回の選挙、全国的にも話題となり、道内の選挙としてはもっとも注目を集めた。事前に羽柴秀吉氏が当選するのではないかという噂が流れ、「もしや」ということで、管理人も注目をしていた。

結果は意外にも次々点。最終的には夕張市民の良識(?)か無難なところに落ち着いた。この羽柴氏、敗戦の弁で、「バカな市民にはかまっていられない」と夕張市からの撤退を表明した。「バカ」とは思わず本音が出たか。

それを聞いて、だいぶ前、漫才師の故横山やすし氏が泡沫右翼政党から立候補し、落選した時のコメント「国民がバカだから・・・」と言っていたのを思い出した。悔しさから出た本音であろうが、横山氏はその直後、暴漢に襲われ、芸能人生を事実上絶たれている。管理人はやすしの大ファンであったので、今でもあの選挙に出たことが残念でならない。

話が逸れたが、羽柴氏は、「一番の敗因は大物を呼ばなかったこと。トラの写真に負けたんだ。親分がついているということに、市民がだまされた。でもオレは自分が親分だから」と語ったという。鈴木氏の応援に、石原知事が駆けつけたことが悔しかったようだが、夕張市民はしっかり見ていたと思う。財政破綻がきっかけに「民度」が上がったのではないか。

石原氏は前半の統一地方選で再選を果たしたが、彼は「東京湾に原発を建ててもよい」というほどの原発推進論者である。羽柴流に解釈をすると、そんな人物に投票をする都民も「バカ」ということになる。フランスでは石原氏が当選したを「ありえないこと」とセンセーショナルに報じていたが、やはり「不思議な国ニッポン」なのであろうか。他にめぼしい候補がいないにせよ世界から民度を問われかねない。

羽柴氏は夕張から撤退するようであるが、これだけ話題を提供したのだから、ある意味、夕張市の貢献者と云ってもよいのではないか。なので、最後の「バカ発言」は残念である。

夕張ではないが、旭川市議選に初出馬した90歳のお爺ちゃん・山本実氏は次点であった。ちょうど旭川滞在の時に選挙公報を読んだが、高齢者対策など考えがしっかりしており、期待していたが・・・・

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