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留萌、長万部とアンテナショップ型飲食店が次々とオープンするが問題は中味である

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ビアホール「銀座ライオン」を経営する「サッポロライオン」(東京)は19日、留萌地方産の小麦や魚介類などを使った洋食店「シーフードダイニング 留萌マルシェ」を、東京都のJR秋葉原駅前にオープンさせる。同社と道が2007年に結んだ連携協定に基づく都内6店目の店舗となる。(4/17付 読売新聞北海道版

このところアンテナショップ型のご当地グルメ店が増えている。特に都内ではこの2,3年動きが活発であるが、20日に留萌食材を取り揃えた「シーフードダイニング 留萌マルシェ」が秋葉原にオープンをした。また、17日には長万部食材が味わえる居酒屋「海鮮居酒屋おおーい北海道 長万部酒場」が銀座にオープンしている。

まず、留萌マルシェだが、これまで拙ブログでは、留萌産小麦「ルルロッソ」や三省堂書店の誘致など留萌振興局の取り組みについて何度か紹介をしてきた。

特に「ルルロッソ」はイタリア産デュラムセモリナに負けない味であると聞いて、楽しみにしていたが、それが秋葉原で賞味できることになった。これまでご当地グルメ店は居酒屋が多かったが、留萌は「洋風」を打ち出している。

管理人はまだ留萌マルシェは行っていないが、「長万部酒場」は開業の日にランチで訪れた。登別出身のIT企業オーナーが誘ってくれたが、場所は銀座松屋から昭和通りに抜ける途中にあり、正面は王子製紙ビル、隣りは王子サーモンなので北海道とは縁がありそうな場所である。

ランチメニューは今ひとつ特徴がなく、頼みたいものがなかったが、夜の居酒屋メニューは出せないというので、2人で刺身定食と生ビールを注文した。出てきたものは、それなりの980円のもの。長万部らしい食材もない。実は蕎麦があったが、カツ丼とセットであったのでやめた。やはり、特産の蕎麦は単品で出すとか、カニめしなどもあっていいであろう。

実は留萌、長万部の両店とも経営はサッポロライオンが行っている。2009年に北海道庁と道産食品・食材を通じて首都圏でのPRなどを目的とした「連携と協力に関する覚書」を締結しており、首都圏店舗にて道産食材を使用したメニューを導入し、2011年には別海町役場公認居酒屋「海鮮居酒屋おおーい北海道 別海町酒場」を開店し現在では4店舗展開している。

なのでメニューがライオンと似ているのだ。管理人はビアホールのライオンは大好きだが、今回のご当地飲食店はライオンの延長線上といった内容である。別海町は行ったことはないが、訪れた複数の意見を聴く限り、似たような感じである。

やはり、ライオンのような大きなチェーン店が展開をすると個性が無くなってしまうのであろうか。少し残念であった。

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都内にいくつかあるアンテナ型の居酒屋であるが、知る限りルーツは中目黒にあった「根室食堂」(札幌の同名店舗とは経営が異なる)。安さと鮮度のよさで大当たりし、その後、渋谷2店舗、新橋、歌舞伎町に出店をしたが、ひとこと店が荒れてしまい足が遠のいた。大繁華街への出店がレベルを落としたと考えている。

現在、評価をしているのが「ご当地酒場 北海道八雲町」である。既に日本橋や八重洲、浜松町などで店舗展開をしているが、いつも予約が取れない人気店だ。食材の鮮度が素晴らしいのは当然だが、八雲町の幅広い食材を多くのメニューに使っており、特産品の販売や観光PRなどもしている。

八雲町を訪れると、社長が汗をかいて接客をしている。この辺りにヒントが隠されている気がする。ライオン系のご当地居酒屋も小回りよく、各店の個性が打ち出せれば変わると思うが大組織なので難しいか・・・

留萌マルシェについてはまた報告をしたい。

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こちらは「八雲町」浜松町店 980円のランチ海鮮丼 店内には特産品の展示や販売もされている

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