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温泉成分の分析を10年ごとに義務化

温泉へ行くと脱衣場などに温泉成分分析表が掲げられている。
中には自分たちに都合がいい情報しか開示しないものや恐ろしく古いものがある。昭和初期の分析結果を出している温泉もあったりするが、総じてデータが古く、温泉は生き物なので成分はたえず変化する。
28日付け道新によると、「環境省自然環境局長の諮問機関「温泉行政の諸課題に関する懇談会」が、温泉利用事業者に対し、十年ごとに温泉成分の再分析を義務付けるよう提言していた。
報告書では、温泉成分は時間の経過とともに変化する場合があるとし、定期的な再分析とその結果の掲示を、温泉利用事業者に義務付けるべきだとしている。期間はこれまで同省が指導してきた「十年ごとが妥当」とした。そして、利用者に分かりやすい掲示方法を検討するよう求めた」とある。
温泉ブームは続いている。北海道など地方では公共温泉ブームがひと段落したが、都市部では大型スパやマンション、ビジネスホテル用の掘削が続いている。
限られた資源なので枯渇しないか心配になるが、深く掘削した温泉は、時間とともに湧出量が減り、泉温も下がるのが一般的な傾向だ。
道内でも温泉が出ないような場所に無理して掘ったため、すぐに枯れてしまった公共温泉を複数知っている。
温泉の表示に関しては、白骨事件以来、かなり具体的且つ良心的に表記されるようになったが、自治体ごと、温泉組合や温泉ごとなど表記内容が統一されておらず、わかりずらい。
参考までにこの分野では先進的な長野県ではかなり細かいところまで情報が公開されている。
管理人は温泉へ行くと必ず温泉分析表を見るが、検査をしている機関は任意であり、検査ならびに表記項目もまちまちである。特に湧出量を表示していない温泉が目立つ。臭いものは蓋をしていいもののみを表に出したいであろうが、やはり全国共通で出すべきである。
10年ごとに成分分析を義務付けるのは賛成であるが、さらに一般利用者にわかりやすいかけ流しの有無やその定義、掃除回数や消毒方法なども共通のフォーマットで掲示してほしい。

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