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函館空港に「てもみん」出店、 温泉施設が出来れば函館観光に相乗効果が期待できる

temomin

函館空港に2012年7月1日、リラクゼーションスペース「てもみん」がオープンしました。この店舗はてもみんの道南初出店。場所は、国内線ターミナルビル2階の出発ロビービジネスラウンジ横です。営業時間は午前10時から午後8時まで、年中無休です。(7/2付 Fly Team

函館空港に御馴染みのマッサージ店「てもみん」が出店した。道内では札幌市内にいくつか店舗があるがそれ以外では初である。以前は東北新幹線車内で営業していたこともあり、幅広い展開をしている。

空港内のマッサージ需要はあると思うが、管理は函館空港内にスパ施設を作るべきだと前から思っていた。最近、新千歳空港内に「万葉の湯」がオープンしたが、函館は温泉資源に恵まれている。空港のすぐ傍には湯の川温泉が控えているが、観光客が函館の思い出にひと風呂というシチュエーションも考えられる。また、函館に来ても温泉に入る機会がなく帰る人も多いであろう。

鉄道駅での温浴施設は珍しいことではなくなったが、そのきっかけとなったのが、国鉄末期の1986年に登場したJR中央本線上諏訪駅上り1番線ホームに出来た露天風呂である。岩に囲まれているが、ホーム上にある温泉は全国でもここだけだと思われ、よくマスコミにも取上げられた。現在は足湯施設に変わっているが、駅なか温泉の先駆けで、その後のブームのきっかけとなり、諏訪観光の集客に大いに貢献をした。

実は管理人の親戚が上諏訪駅の職員であったが、温泉が出来た当初、わざわざ入場券を買って入る客や出張帰りのビジネス客の入浴も多く、大いに賑わったと聞いた。上諏訪温泉は豊富な湯量があるので民家などにも配湯しているが、地域の資産を上手く活かした例である。

函館市は各所に温泉が湧いており、日帰り入浴施設に関しては過当競争であるが、地元民対象の施設が殆どで観光客が気軽に寄れる施設が意外と少ない。湯の川には鄙びたいい雰囲気の温泉銭湯もあるが女性客などは勇気がないと入りにくいであろう。

観光客にも有名な日帰り温泉施設は「谷地頭温泉」であるが、利用者の減少により現在は競売に掛けられている。たとえば、函館空港内に谷地頭温泉のお湯を使ったスパを作れば温泉だけではなく、函館そのもののPRになると思う。谷地頭温泉は茶色いお湯だが、多くが無色透明の湯の川のお湯の浴槽も作り、ふたつの違った温泉を体験して貰えれば魅力が増すであろう。

フライト前にひと風呂浴びて帰路に着く・・・函館の印象を強く残し、リピーターつくりにも貢献するのではないかと思う。湯の川温泉などは反対意見も出るかもしれないが、函館を訪れる観光客の大半は宿泊客なのでむしろPRになるはずである。

「函館空港谷地頭温泉の湯」などと名付ければ、相乗効果が生まれ、民営化されなくても済みそうな気がするが。空港ビルはリラクゼーション施設もよいが温浴施設を考えてみてはいかがであろうか。

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