*

わかっていない観光協会

’07.4.aizu 014.jpg
’07.4.aizu 044.jpg
会津鶴ヶ城とレトロ風バス「ハイカラさん号」
土日と会津へ出かけた。会津若松市・東山温泉にある名旅館「向瀧」に泊まりたく出かけたが、建物だけではなく、ホスピタリティも一級の旅館で満足した。
ところで東山温泉へ行って驚いたのは温泉街がさびれていたことである。渓谷沿いに大型旅館が並んでいるが、閉鎖されているところがいくつか目立った。ファンドに経営が渡っているところもあるようである。
気になったことがある。会津若松駅に観光案内所があり、「東山温泉でお泊りにの方は手荷物を無料で旅館までお届けします」という掲示があった。コインロッカーに預けるにしても、ふたたび駅に戻ってこなければならず助かるサービスなので、利用しようと窓口で訪ねると「旅館のクーポン券はお持ちですか?」と訊かれた。
管理人は旅館のHPから申し込んだため持っていない。つまり、旅行会社発行の宿泊クーポン券を持っている人のみ対象のサービスであるため断られた。しかし、このサービスおかしくないか?
最近は温泉旅館もネット予約が増えている。「じゃらん」や「一休」などサイバー系エージェントが除外されるのはわからないわけではないが、JTBなどの旅行会社でも最近は店舗販売と同一の商品がネットで購入できるようになっている。つまり、クーポンを持っていてもプリントアウトした紙だけでも内容は同じものだ。それにも関わらず「クーポンのみ」とは時代錯誤も甚だしい。旅行会社の店舗で予約した以外の客は「以下」なのであろうか。
さびれた東山温泉を見て、いまだにここは昔の価値観から抜け出せていないのではないかとかんじだ。旅行会社は客を運んできてはくれない。

 - すべての記事一覧, 旅のマーケティング