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霧街・釧路から霧笛が消える

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写真上:釧路崎灯台 中:灯台から見下ろした炭鉱鉄道と太平洋 下:納沙布岬灯台
霧街・釧路から霧笛が消えようとしている。海上保安庁がGPSなど計器類の発達を理由に、数年以内に全廃する計画を立てているため、灯台から発せられる霧笛は、風前の灯だ。
釧路の霧笛は、米町から坂を登ったところにある釧路崎灯台が、霧を感知すると、釧路港口(南外防波堤)の赤い灯台に設置された2台の霧信号機から、自動的に発せられる仕組になっている。
霧が多いこの時期から夏にかけての釧路は、霧笛は名物であるが、カモメの鳴き声と霧笛が重なると、たまらないものがある。
釧路崎灯台は、岬の突端にあり、その下は砂浜、そこには、日本で唯一の海底炭鉱・釧路コールマイン(太平洋炭鉱)の線路と、集炭場があり、今だに現役だ。
特に、霧が多い日、釧路崎灯台の先端に立ち、霞む炭鉱と太平洋を眺め、霧笛を聞いていると、釧路にいることが実感できる。
管理人は、灯台(巡り)が好きだが、根室の納沙布岬の霧笛もいい。ここは、灯台から直接、音が発せられ、近くにいると耳をつんざかんばかりの大音響である。室蘭の地球岬も、好天気時のパノラマと好対照になり、魅力がある。
灯台と霧笛は、絵になるが、今では灯台は無人になり、気象観測所も、無人化が進んでいる。
道新によると1960年代に国内に53ヶ所、道内に28ヶ所あった霧笛は、現在、国内16ヶ所、道内10ヶ所に減ったとある。霧笛を楽しめるのは今のうちかもしれない。
今年の夏は、灯台&霧笛めぐりをしてみたくなった。天気が多少悪くても、楽しめるこういった旅行スタイルもある。

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