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清水町「フロイデ」が売却、公共温泉は淘汰の時代か

十勝・清水町が町営温泉保養施設「しみず温泉フロイデ」の売却を決め、入札参加者の募集を始めたと6日付けの毎日新聞が伝えている。
利用者が減り、地方交付税削減で町営維持が困難になったことを受け、再建策を検討していた。最低売却価格は9400万円で、来年4月までに買い手がつかない場合は閉鎖する方針。
フロイデは、公共温泉建設ブーム時の1995年4月にオープンした。かなり規模の大きな施設で、宿泊できるコテージも併設している。96年は年間約20万人の入浴者があったが、昨年度は10万人に減少をした。これまで黒字になったことは一度もなく、毎年町が3~5千万円支出してきた。フロイデのサイトに町の温泉施設に対する考え方が示されている。なかなか興味深い内容である。
管理人は、フロイデの名前は知っているが、入浴したことはない。豪華な公共温泉=味気ない=循環湯=温泉としての魅力がなかったのが理由であるが、同様な人は多いのではないか。実際に清水町は温泉資源に恵まれていない。また、隣接する鹿追、新得町が観光資源に恵まれているのに対し、清水町は存在感が薄い印象がある。
道内の多くの公共温泉と併設する公共の宿は赤字である。民間への運営委託や売却が進んでいるが、あきらかに過剰で、温泉とは名ばかりの施設が多いのだから淘汰が進んでいくであろう。

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