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流氷減少を防ごうとオホーツクの宿がエコ作戦を展開

観光業者らでつくるオホーツク圏観光連盟と網走支庁は、流氷の勢力を弱める地球温暖化などを地域一体で防ぐ「オホーツク流氷トラスト運動」に乗り出すことになったと27日付け道新が伝えている。
オホーツクの流氷は年々減っている。管理人が初めて紋別へ訪れた1990年頃でも10年前と較べると「ちっちゃくなっちまった」と地元の人が言っていたが、それから20年近くが経過。さらに薄べったい流氷になっている。以前は流氷が見られた稚内では回数が減り、流氷観光船もなくなってしまっている。
今回の運動、12月1日から網走管内のホテル・旅館の暖房温度を低く抑える室温適正化運動を始めるほか、2月第3日曜日(来年は17日)を「流氷の日」に制定し、住民に危機意識を高めてもらうという。
ホテル・旅館の室温適正化運動では、ロビーや廊下の温度を例年より2度ほど低めに設定、夏季は冷房を2度ほど高めに設定してもらう。約200施設に呼びかけ、これまでにウトロ地区を中心に20施設が応じているという。
こういった観光エコ運動は長野県が、「信州エコ”泊”覧会」という名称で今年からキャンペーンを実施している。おもな内容としては、「エコキャンペーン」マイ箸持参など自然や環境にやさしくお客様の五感を喜ばせるおもてなしをすることなどで、サービスとしては、御膳を季節の樹の葉で彩る、箸置きに小枝を使う、自家製ジャムやパンを提供する、無農薬野菜を料理に使う、夏はうちわと打ち水、冬は湯たんぽ
近隣の里山を案内するなどがある。
マイ箸には抵抗がある人もいるかもしれないが、室温を下げるのは問題がないのではないか。だいたい北海道の宿は室内が暑すぎてかえって風邪など体調を崩してしまうことが多い。マイナス2度といわずマイナス5度くらいでもいいと思うが。
環境・エコ対策はバブル期から言われているのに成果は上がらず、悪い方へ加速している。政府の「チームマイナス6%」も地に足が着いているとはいいがたい。
世界的にも稀有で、貴重な自然現象である「流氷」がいつまでも見られることを祈る。

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