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新千歳と帯広を結ぶ都市間バス開業か、期待できる新千歳発便

新千歳空港と帯広市内を結ぶ都市間バスの新設を北都交通(北広島)と帯運観光(帯広)が17日に帯広運輸支局に申請したと18日付け道新が伝えている。認可が得られれば4月25日から1日2往復運行する。帯広と新千歳空港を結ぶ定期直通バスは初めて。
これまで道内の都市間長距離バスは札幌発着が中心であり、新千歳発着便は冬季のニセコや室蘭、登別など比較的短い距離路線に限られていた。
出発時刻は、帯広駅前が午前5時と午後2時、新千歳空港が午前11時と午後9時半と航空機利用を意識したダイヤ設定となっている。道内で早朝発の便が登場するのは初めてと思われるが、首都圏では真夜中2時頃から羽田や成田空港行きの高速バスが北関東や甲信越方面から運行されており、”すき間”を狙ったものとして定着してきている。
帯広空港は航空機の本数が少なく、料金も高い。以前から新千歳利用者が多かったが、そこを狙ったものであろう。今後、旭川・旭山動物園や函館道南方面、道東、道北地区からの新千歳直通バスができるのではないか。
また、道外客の観光利用しての需要も期待できる。たとえば道東方面の観光地へJRで行く場合、南千歳乗換え、さらに最寄の駅で別の交通手段に乗り換えになるが、直通バスができれば十勝川温泉や阿寒湖、知床方面の旅が乗り換えなしで楽になる。道東にも空港はあるが、本数が少なく、パックツアー以外では料金が高い。
新千歳-帯広線のバスは27人乗りで独立3列シートのようである。道内の昼行便、それも所要3時間強程度の路線で採用するのははじめてであろう。九州では当たり前の昼行3列シートだが、長距離バスのサービスが遅れているといってもいい北海道では大いに評価できることだ。
北都交通と共同運行する帯運観光は、「おびうん観光」という名前で観光貸切をやっている会社だ。道内各地で見かけるおなじみの「ブルーバス」である。十勝バスや拓殖バスではなく、おびうん観光が参入したのも興味深い。

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