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人気観光列車で行く初夏の北海道(テレビ東京旅番組的タイトル)

6/26より7/2まで道内各地をまわった。今回はJR北海道のリゾート&観光人気列車に乗る機会があったので紹介する。
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6/26(木):上野-札幌「北斗星」号B寝台ソロ利用
おなじみの北斗星に乗車。最近は個室入手が困難で翌日午前中の航空機を予約してあったが、乗車前日に「みどりの窓口」へ行くと空席あり。早速購入したが、JR駅窓口契約女性社員はマルスの操作がわからず、男性職員を呼びにいく羽目に・・・・これで何度目であろうか。
当日の北斗星は満席。やはり観光シーズンと1往復化が影響しているようだ。先月、弘前まで「あけぼの」を利用したが、まったく客層が異なり、多くが観光客で華やいでいる。指定された寝台は9号車13番下段で車両のいちばん隅にある。直前に出る寝台券はだいたい車両の両端だが団体キャンセル分であろうか。ちょうど車軸の真上なので揺れが半端ではなく、睡眠は期待できない。
北斗星の楽しみは食堂車「グランシャリオ」。特にディナータイムの後の予約なしで使えるパブタイムはよく利用させてもらっている。ハンバークやカレーといった食事からつまみまであり、ナイトキャップとしてちょうどいい。珍しく混んでおり、相席となり、さらに客が何組か入ってきたが断られていた。翌朝は1,600円の朝食。以前は和食と洋食に分かれていたが、パンとご飯の違いだけになり、おかずは同じになってしまった。
列車は途中、地震区間の徐行で25分遅れたが、途中から遅れを取り戻し、定刻通り11:15到着。90回近く乗車している北斗星だが今回は眠れず疲れた。当分、ブルトレでの北海道はやめたいと思う。
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6/28(土):「はなたび知床エクスプレス」札幌-北見&SL「常紋号」(見学のみ)
札幌から知床斜里まで運行されるリゾート特急に北見まで乗車。実は前日までこの列車の存在を知らなかったが、JR北海道の車内誌で知り、札幌駅に問合せたところかなり空席があるというので指定券を購入した。
車両は「ノースレインボー」で、JR北海道自慢のリゾート列車のひとつだが以前、同じ石北線を走る「流氷特急オホーツクの風」として使われた時に利用している。このほか夏の富良野特急や桜の時期は弘前まで運行されている(青函トンネルを走れる唯一のディーゼル特急車両)。
石北線は長く、単調なのであまりJRを利用する気になれないが、この車両はハイデッカーで、ロビーカーや売店まであり、飽きさせない。また、座席幅が通常の「オホーツク」より広いので楽である。乗客は「はなたび」らしき人と「鉄旅」らしき人が半々ほど。2日間のみの運行だが終点の斜里まで行った人が多かった模様。
白滝から先は33年ぶりに運行されるSL「常紋号」を待ち構える人が目立ちはじめる。遠軽では北見から来たSLと遭遇。SLニセコ号と同じ編成だが石北線でSLが見れるとは感激。人口の少ない沿線だがえらく活気に溢れていた。指定券は売り切れであった。
途中、高速道路の工事が進んでいた。これがオホーツク側まで開通すれば石北線にとっては大きな痛手。線路の将来が心配になった。
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6/29(日)DMV見学(浜小清水駅)
前日、北見でレンタカーを借り、斜里・越川にある越川温泉に立ち寄り、その足で釧網線の浜小清水駅へ。かつて斜里から出ていた根北線の終着、越川は小学校も廃校となり、路線バスも10年前位に廃止され、限界集落のようだ。少し山へ入ると北海道遺産に指定されている根北線未開通部の橋脚遺構と無人温泉、越川温泉がある。
浜小清水の駅は道の駅となっており、だいぶ様変わりしていた。たくさんの観光バスが停まっている。DMVはホームの海側、はまなすが咲く、砂利に敷いた鉄板の上に停車していた。たしかに小さい。車両にはJR北海道のほかに「網走バス」と書かれており、やはりバスである。知名度が高いせいかツアー客がひっきりなしに見学に訪れ写真撮影。いいPRである。
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6/30(月)「釧路湿原ノロッコ号」 塘路-釧路
釧路でレンタカーを13時半に返却。夜まで予定がなかったのでノロッコ号に乗ってみた。久しぶりの乗車で1993年以来である(冬の湿原号には2001年乗車)。ところがノロッコに乗る多くの団体観光客が観光バスからあらわれた。阪急交通社、タビックス・・・多くが中高年の旅行者で見たところ2,3百人はいそうである(逃)。
急遽、1本前の緑行き普通列車に飛び乗り、塘路駅で下車。1時間半程度時間が空いたが、釧路行きのノロッコに乗車。こちらはツアー客がおらず回送に近い状態で快適であった。
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7/1(火)「スーパーおおぞら6号」釧路→札幌
ふたたび札幌へ。疲れも溜まったのでグリーン車を奮発。8時40分発の4号グリーン車は満席、札幌でのアポが16時であったためギリギリ間に合う6号に乗車。昼食はお気に入りの釧路駅「いわしのほっかむりすし」。釧路は最高気温13度であったが、十勝へ入ると夏日となり、札幌も27度と真夏の天気。
今回、はなたび特急、SL、ノロッコ号は事前に乗る予定や情報もなく、行き当たりばったりであったが、久びぶりの観光列車であった。なお、ノロッコ号は1989年の運行開始以来利用者が100万人に達した。素晴らしい実績である。観光ツアーに組み込み易いコースとダイヤ、JR北海道の売れ筋商品となった。

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