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室蘭港以外にもある航路の灯が消えたフェリー港

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写真上:室蘭行き「びなす」・下:函館行き「びるご」青森港東日本フェリー乗り場 2008・6撮影

フェリー事業から撤退する東日本フェリー(本社・函館市)の室蘭―青森航路(青蘭航路)が30日の運航を最後に廃止され、41年にわたる室蘭港のフェリーの歴史に終止符が打たれる。室蘭市などは航路確保へ誘致活動を続けるが、めどは立っていない。(11/29付 朝日新聞北海道版

2008年11月30日は室蘭航路だけではなく、東日本フェリーがフェリー事業から撤退をした日となり、同社41年の歴史に幕を閉じた。青函航路は子会社の道南自動車フェリーが引き継ぐが、何とも寂しいラストとなった。「0系新幹線」とは対照的である。
室蘭航路はかつて最大5航路あり、大洗や直江津など本州からの長距離便も就航。昨年の今頃は「なっちゃん」を就航させたいので岸壁を改修しろと東日本Fが言っていたものだ。苫小牧と物流面でも競っていたが、いっきにゼロとなり、すべて苫小牧に持って行かれるので室蘭市への経済的打撃も大きい。
私見だが、新日本海フェリーの新潟-苫小牧東港航路を室蘭寄航へ変更できないであろうか。苫小牧東港は苫小牧の中心からかなり離れており、連絡バスも40分以上はかかる。商船三井フェリーなどが発着する苫小牧港と比べると利便性が大幅に悪い。アクセスの悪い東港ではなく、室蘭港に寄港できれば大変便利である。
また、室蘭-青森航路は明治時代からある歴史あるものである。青森か八戸発着で川崎近海汽船あたりで復活できないものか。
それにしても東日本フェリー(リベラ)は北海道を本州を結ぶ航路をズタズタにしてくれた。室蘭だけではなく、早々と長距離航路(直江津便)が消えた岩内、室蘭便があった大畑、野辺地、リベラに変わる前だが三厩や福島などが消えて、寂しくなった。経済的打撃は室蘭だけではなく、核となる函館、青森、また生活航路としての大間、また、岩内なども含めて、廃止された港すべてである。
元凶の一部、「なっちゃん」はどこへ行くのか。せめて罪滅ぼしに大間-函館間にでも1年間就航させろ。

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