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ナッチャンWorldが青森のPRでふたたび横浜へ、今回は久里浜で外洋クルーズ実現

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最近ウワサを聞かなくなっていた「ナッチャンWorld」が昨年3月に続いて、2月19日(金)~20日(土)に横浜へやってくることになった。昨年は「函館開港150周年イベント」のPRで来たが、今回は東北新幹線青森延伸を記念したプロモーションを兼ねての再登場、1年ぶりの出稼ぎ航海である。
目玉は2/21(日)に行なわれる久里浜港発着の”外洋クルーズ”である。昨年の「函館開港150周年イベント」では、体験航海が横浜港内であったため、自慢の速さを披露することはできなかった。しかし今回、久里浜発着のクルーズは所要100分とあり、東京湾を出て館山や伊豆大島の近くまで足を運ぶことも可能なので、これなら高速船の速さを実感することができるのではないか。津軽海峡以外での一般向け本格クルーズは多分初めてであり、今後こういった機会はないと思われる。
それにしても「ナッチャンWorld」はどこへ行くのであろうか。不況で目論んでいた海外への売却も出来ず青森港に係留されたままである。昨年は夏季のみ青函航路で復活したが利用率はよかったようだ。復活を期待したが津軽海峡フェリーではすでに次のもう少し小型の高速船を検討しているようだが、「ナッチャン」が売却できないことには無理であろう。やはり青函航路からの撤退は惜しいと思うし、再建中の会社が何のために高価な巨大船を2隻も造ったのか理解できない。
今回、横須賀市久里浜港(房総・金谷とを結ぶ東京湾フェリー発着地)を利用するが、ここから伊豆大島・三宅島・八丈島など伊豆諸島にナッチャンが就航できないものかと管理人はだいぶ前から思っていた。伊豆諸島便を運航している東海汽船にはフェリーがないのがネックであるが、
現在、東京竹芝・久里浜と大島を結んでいる小型高速船はかなり揺れ、2年前には高波による事故も起している。敢えて、スピードが出せない東京(東京湾)は走らず、すぐに外海で出られる久里浜を拠点とする。ここは高速(横浜横須賀道路)のICにも近く、マイカー利用者にも便利だ。
もし、「ナッチャンWorld」が伊豆諸島や久里浜・館山・熱海・伊東・下田・三崎・江ノ島など観光地を結ぶことができれば新たな需要を開拓できるのではないか。たとえば、週末は大混雑をする湘南・伊豆方面の道路を避けてナッチャンで伊豆方面へ行くという方法もある。また、お手軽クルーズのような形態で旅行会社とタイアップして運航すれば安定した需要も見込まれる。
国内でナッチャン就航に見合うような航路は探してもなかなか見つからない。国内であれば首都圏しかないのではあろうか。瀬戸内もいいが高速道路には勝てず、航路は狭いため高速航行は無理だ。また、久里浜港は4年までシャトルハイウェイラインの長距離フェリー大分便が就航しており、港も整備されている。
今回のクルーズ、売却へ向けたデモ航海と云う意味合いもありそうである。
乗船してみたい。
【参考】この件に関する津軽海峡フェリープレスリリース

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