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レール&レンタカーの仕組みが変わる 便利になったように見えるが実質の値上げか

10月1日より「レール&レンタカー」の制度が変更されることになった。レール&レンタカーはJRの「駅レンタカー」を利用し、同時にJRチケットを申込むと同乗者全員のJR乗車券が20%割引き、 特急料金が10%割引き、 グリーン料金が10%割引きになるもので国鉄末期に登場、JR化後も基本的なシステムは変わっておらず、その割引率は魅力であった。
これまで、みどりの窓口やJR旅行センターなどで同時に申込まなければならかったが、10月1日よりレンタカーはインターネット予約が可能となり、予約番号をみどりの窓口に提示すればJRの割引きっぷが発行される仕組みに変更となる。申込書に書き込み、予約状況を確認する手間が省けるようになった。
便利になった反面、制度の見直しもある。まず、利用時間が最低24時間となり、あとは一日ごとに料金が加算されて行く。これまでの6時間、12時間や暦単位の貸し出しがなくなり、24時間に満たない場合でも24時間ごとの料金が必要となる。また、時間超過した場合は1時間単位ではなく、いっきに24時間分の料金が加算されるようになっている。
また、駅レンタカーを通常で利用する場合、インターネットからの予約だと基本料金の10%オフだが、レール&レンタカーの場合は5%オフとなり、割引率も低くなっている。
今回の見直しはJRチケットの割引条件を変えなかった分、レンタカーの利用条件を厳しくしている。最低利用時間が24時間となり、超過した場合、一日分の料金を払うのには驚いたが、これは実質上の値上げと捉えることができる。
JR各社の収益圧迫、また、レンタカー各社間の割引競争でレール&レンタカーきっぷもこれまで通りだと維持できなくなってきたのであろう。

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