写真 左からロワジールホテル函館、函館国際ホテル別館スイートルーム
函館市内にある五つのホテルのスイートルームを巡るバスツアーが19日に開かれる。2015年度の北海道新幹線開業に向け、地元ホテルの施設の良さを口コミやネットで広めてほしいと、北海道新幹線新函館開業対策推進機構が企画した。(6/6付 朝日新聞北海道版)
このツアー、大人気で定員の45名がすぐに埋まってしまったと云う(詳細はこちら)。第二回目を計画しているというから意外な反響である。
北海道新幹線新函館開業対策推進機構が主催するが、ツアー目的は、「市民に、地元のホテル・旅館についてよく知って貰い、口コミやネットなど地元PRに協力して貰う。また、東日本大震災以降、全国と同様に函館への旅行客も減少傾向にあることから、地元市民が地元ホテルを利用するきっかけにもしていただきたい」とある。
さらに、朝日記事によると、「毎年春と秋の2回、旧市街地・西部地区を食べ飲み歩くイベント「バル街」を参考にした。」という。バル街とスイートルームめぐりを繋げるにはかなり無理もありそうだが、市民にとって普段は縁がない(?)地元ホテルのスイートホテルを体験するというアイデアは面白いと思う。
よほどのホテルファンでなければ、地元のホテルに泊まることはない。函館であれば、湯の川温泉泊まりは宴会などであるかもしれないが、都市ホテルに泊まることはまずなく、名前は聞いたことはある程度が多いのではないか?
函館は個性的なホテルが多い。そして、今回訪れる5つのホテルのスイートをネットで調べてみたがなかなかである。上記写真右側の函館国際ホテルスイートは65平米もある。管理人は数え切れないほど函館へ行っているが、何度も泊まったことがあるホテルでも、こんなに豪華な部屋があることは知らなかった。
今回のツアー参加者が、外部へ向けて情報発信をしてくれるかどうかはわからないが、函館の宿=豪華という切り口があってもいいかと思った。道内都市ホテルは、札幌でさえも、超一流が存在しない。函館は観光地として個性的な高級宿が存在することをもっと訴えてもいいのではないか。
ラビスタの人気が高いが口コミ効果が大きい。女性客の”プチ贅沢”の心理を掴むような展開に期待したいところだ。
そおいや、何年か前のバル街の時、参加していたあるホテルが、スイートの部屋を見せてくれていたことがありました。
1泊のお値段を聞いたら、アテクシがその時滞在していた安ホテルに1ヶ月暮らせる額と知り、一気に酔いが醒めかけました。
久々に再会した、函館在住時代の飲み仲間と一緒に回っていたのですが、みんな、みんな、地元のホテルのことって知らないもので、興味津々の見学でした。
「スイート」って、ある意味、自分に縁の無い世界の代名詞みたいなものですが、こういう催しで実際に見ることで、実際に使ってみるきっかけになるかもしれませんね。
地球ネコさん、コメントありがとうございます。
地元のホテルは普通、縁がないですよね。スイートなどといえば尚更です。スイートは宿泊予約サイトでも通常は出していない特別な客室です。
もし、地元の方が招待や仲間でのパーティなどで使ってくれれば新たな需要が生まれるかもしれません。