最近、札幌市内でやたら見かけるフリーペーパーに「すすきの通信」がある。ホテルや観光案内所、コンビニなどに置いてあるが、読み物としても面白い。部数も16万部出ており、露出頻度も高いのでは。
ススキノの情報誌と云えば、「すすきのタウン情報」(あるた出版)が有名であったが、4年前に廃刊。その当時はネットの台頭により、タウン誌が次々に消えていった頃だが、「すきタン」の場合、本州から風俗系の情報誌が多数進出したことも大きい。「すきタン」にも風俗情報は載っていたが、あくまでもススキノを中心としたタウン誌であり、そこから北海道文化を垣間見ることができ、札幌へ行くと楽しみにしていたものだ。
ひとつの使命を終えたのかもしれないが、管理人もススキノ自体に興味を失せていった。閑散とした人の流れ、チェーン系の安い居酒屋やカラオケが増え、大人の姿が減った。それに併せて、プロの綺麗どころも激減し、個人経営から企業経営へ、また風俗店ばかりが増えた。まさに時代を象徴しているが、次第に管理人も面白い飲食店が増えた狸小路界隈に興味を覚え、ススキノでの新規開拓は全くしなくなった。
ススキノ情報にも疎くなったが、この「すすきの通信」を読むと今の状況が見えてくる。公共スペースでも配布しているフリペなので当然、風俗情報は載っていないが、キャバクラ(札幌ではニュークラブ)やスナックなどの案内は出ている。大半が知らない店だが、中には十数年営業しているスナックの広告も出ており、「ここのママさん、まだ頑張っているんだな」と思ったりして、微笑ましくなる。
そういえば、2、3日前に年に1、2回行くスナックから「開店15周年」のDMが届いた。「もう前の店も含めると17年になりますね」というママのコメントが添えられていたが、もうそんなに北海道(ススキノ)へ来ているんだなと実感した。その店のママも今年から「大人の休日きっぷ」の仲間入りだが、頑張っているようで安心をした。
最近は足が遠のきがちなススキノだが、次回は訪れてみよう。
どまんなかです。札幌にある家は、すすきのと狸小路の間にあるどまんかにとっては、今回は町内会の情報ですね。
ススキノ通信は、フリーペーパーの中ではよいですね。カラオケだらけになっていくススキノ。ちょっと悲しいですよね。ちょっとおもしろいのは、すすきの市場の隣にあるビルにすすきの横丁というのができたこと。うまくいくといいですが、風俗店が隣なんで。。。で、他の歓楽街と違う点は、①ホテルが点在(20年前が5軒→現在は7軒)②ファストフード店やファミレスも点在(20年前は3店→現在は8店)③CVSも点在(20年前は2店→現在は17店) 他の歓楽街だとあまりこれらは、見られないと思うんですが? ちなみにカラオケ店は20年前はゼロ。
PS:地元のひとだけ配布されるフリーペーパーとしては、すすきの新聞があります。業界向けでもあるせいか、客引き出没地図なんか掲載されていることもあります。愛読してます。
どまんなかさん、こんばんは。
詳細なススキノ情報ありがとうございます。確かにコンビニは増えました。ホテルは変遷がありますが新しいところが出来ていますね。カラオケ店が20年前はゼロというのは意外でした。地域の特異性がよく数字に出ていますね。
「すすきの横丁」はまだ行ったことはありませんが気になっていました。あそこの地下の「ゼロ番地」も面白いですね。
「すすきの新聞」は知っていますが殆ど置いてあるのを見ていません。やはり地元・業界向けですか。