観客動員に苦しむスキージャンプ、旅行ツアーに取り込んだら

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17日は長野五輪で日の丸飛行隊が金メダルを取ってからちょうど10年が経った日であった。
10年後、大倉山では全日本選手権とNHK杯を兼ねた大会が行なわれていた。最近、ジャンプ競技の全国中継が減ったが、夕方からNHKが放映。W杯組から外れた湯本史寿(東京美装)が2本とも130メートル以上の飛躍で初優勝を果たした。
観客席は閑散としていた。雪模様とはいえ千人にも満たないであろう。10年前は5万人以上の大観衆がいた。五輪と全日本選手権を比較すること自体無理があるが、先日の大倉山W杯2連戦も不入りであった。欧州と比較すると何でこんなに観客が少ないのだろうかとため息が出てしまう。
この大倉山は札幌市の重要な観光スポットである。管理人は昨年秋、外国人が主に利用する多言語対応の観光バスに乗ってみたが、たまたまサマージャンプの練習をしており、外国人観光客ははじめてみる「鳥人」に驚きの声を上げていた。訪れた市内観光地の中で大倉山がNO.1だと横のシンガポール人が話してくれた。
年間を通じて多くの観光客が訪れる大倉山だが、ジャンプ大会の観客動員と結びつかない。何故だろうか?まず、告知不足がある。地下鉄の駅などに日程が書いてある程度でポスターもあまり見かけない。管理人は札幌市スキー連盟のHPで調べるが情報不足である。
観光客をターゲットに、パンフレットの充実やホテルでの案内、また、個人型ツアーのオプションとしてジャンプ観戦を組み込むことはできないであろうか。冬季観光の選択肢が増えている今、ジャンプ観戦は十分に魅力がある「旅行商品」といえる。
また、アクセスの問題がある。中心街から近いのにも関わらず、直通の交通手段がない。円山公園駅が最寄だが、W杯など大きな大会以外はシャトルバスの運行はない。需要がないから仕方ないがこれでは悪循環である。
スキーバスのように各ホテルで観客をピックアップして観光を兼ねて大倉山へ向かうことはできないか。規制があるなら中央バスの定期観光コースに組入れ、大会開催日のみ運行することも可能なはずだ。
現在、観客を増やそうとスタンプラリーなども実施しているが、札幌市民対象では限界がある。ジャンプ競技観戦=観光という発想で取組めば、口コミで外国人観光客を含めて動員アップが期待できると思う。
1998年の長野五輪団体優勝メンバー4人のうち、船木、岡部は今だ現役。斉藤は雪印監督になり、昨日久しぶりにテレビに出た。そして原田は解説の常連となった。日本チームが強ければ、今の1.5倍から2倍は黙ってもいても入るはずだが。
いつまで我慢が続くか。
 

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