「霧の都・釧路」のシンボルとして親しまれている釧路港の霧信号(霧笛)が3月末に姿を消す。3月中旬に管理主体の釧路海上保安部が廃止式を催す。(3/5付 読売新聞)
釧路の霧信号(霧笛)が設置されたのは1925年。当初は鐘を鳴らす霧鐘、ラッパを鳴らす霧笛だったが、現在では発信器が灯台の上部に取り付けられ、視界が2キロ以下になると音が鳴り響く。釧路のシンボルのような音色だ。
霧笛は現在全国9か所、道内8か所に減った。海上保安庁は2007年、全国の霧信号を今年3月末までに廃止する方針を打ち出している。
釧路のシンボルとでも云える霧笛を何らかのかたちで残せないものか。たとえば、昼や夕方(17時)に霧笛の音色「ボーッボーッ」を市内全域に流す。または霧の日に流す。発信機が付いている灯台を陸に移動させ、「霧笛灯台」として保存する。観光客がボタンを押すと霧笛が鳴り響くなど。霧は釧路のシンボルでもあり、霧笛の観光的効果も高いはずだ。
【追記】
聞くところによると「釧路霧笛保存会」が立ち上げられ、現在、海上保安庁などど保存へ向けての協議に入っていると云う。
【参考】拙ブログ「道東名物の霧笛が来年3月に廃止 ここでも昭和の記憶が消える」(’09.5.7)
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