「公共交通」の検索結果 82件

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増える「限界集落」と公共交通の未来

高齢化や人口減少に伴い「共同体の維持が困難」と判断された集落が道内に126か所あることが27日、道の調査で分かった。うち7割が20人未満となっている。道では有識者らで作る「集落対策促進会議」で来秋をメドに対策を検討する。(12/28付 読売新聞) 今年最後のブログのテーマとしては深刻だが、日本の将来 […]

札幌市内の観光名所を巡る無料循環バスが誕生、公共交通で行くには不便な場所がかなりある

観光向けの市内循環バス 左「ぶらりサッポロ観光バス」 右「Sapporo Walk」号 札幌市内の企業・商工団体などが、市内の観光名所を循環する無料バスの運行を目指し、22日に協議会を発足させた。来年6月に10日間、試験運行する。東日本大震災で遠のいた外国人観光客を呼び戻すとともに、市民にも札幌の魅 […]

渡島振興局が道南広域滞在ツアーを実施、成功へは公共交通・旅行会社との連携が必須

渡島総合振興局が企画した、首都圏の50代以上に的を絞り、道南の観光地を広域的に巡るツアーが大手旅行業者などによって商品化される。道の企画が商品化に結び付くのは初めて。「今後の観光振興策のモデルにしたい」という。 (7/24付 道新) 渡島総合振興局が「食と歴史」などをテーマに、旅行ルートなどを立案す […]

千円高速道路に喰われる四国、公共交通そのものが崩壊の危機

「千円高速道路」の影響で四国の公共交通機関が危機に瀕している。本四間には3本の橋が架かっているが、利便性がよくなったことでかえって公共交通の足を引っ張っている。先日の拙ブログで宇高航路を結ぶフェリー2社(四国フェリーと国道フェリー)が廃止することになり、宇高航路の灯が消えることを紹介した。実はこの航 […]

JR北海道も大幅減収、千円高速道路に蝕まれる公共交通機関

土日・祝日の高速道路の普通車料金を上限1000円とする割引制度が、JR北海道やフェリーなど競合する道内の交通機関から客足を奪い始めた。各社は利用者増のキャンペーンや対抗割引などを迫られている。。(6/11付日経北海道版) 千円高速道路が及ぼす影響について、これまでフェリー・高速バスなどについて触れて […]

バス協会が千円ETC反対の要望書を提出、このままでは公共交通と地方の衰退が進む

マイカーなどを対象に土日祝日に実施中の「高速千円乗り放題」の拡充を政府が検討していることについて、全国約2300の事業者が加盟する日本バス協会(会長・堀内光一郎富士急行社長)は3日、近く国土交通省に反対の要望書を提出することを決めた。 (6/3付 道新) ETC割引のいちばんの煽りを食らっているのは […]

燃料高を公共交通再生へのきっかけに

観光や出張の移動手段に、鉄道やバスといった公共交通機関を使う動きが道内で広がっている。レギュラー1リットル170円を超えるガソリン高の影響で、自家用車の利用が減っているようだ。原油は再び騰勢を強めており、石油元売り各社は7月もガソリン卸値を引き上げる見通し。観光や帰省客が増える夏を控え、公共交通への […]

ポスト・インバウンド「アフターコロナ以降の国内観光を予測」

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした渡航自粛により、訪日客がほぼ“蒸発”した実態が明らかになった。減少は一時的ではなく、「数年に及ぶ」(日本商工会議所の三村明夫会頭)と懸念される。全国の観光事業者は、訪日客頼みから脱却した新たな道を模索し始めている。(5/20産経引用) まだまだコロナ禍の真 […]

JR北海道の全列車と九州新幹線で廃止、風前の灯となった車内販売

毎年のJR各社のダイヤ改正とともに縮小が進んでいる車内販売だが、JR北海道が2月28日に最後まで残っていた「S北斗」の3往復列車での販売を中止、また九州新幹線でも3月15日にいっきにすべての列車からの販売中止が発表された。 これでJR北海道の特急列車から車内販売(以下車販)がある列車がなくなることと […]

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ツーリズムラボ 北杜の窓について

ツーリズムラボ 北杜の窓の概要 ■ サイト名: ツーリズムラボ 北杜の窓 ■ テーマ: 北杜の窓は国内・海外旅行と観光産業全般、北海道など特化したエリアの観光や地域づくりの未来を考えるメディア ■ サイト開設日: 2004年11月1日~ ■ 運営管理者「ツーリズムラボ 北杜の窓」運営事務局 代表 奥 […]

地方都市に行こう!!

私は、大の「地方都市」好きです。気がつけば、地図を片手にこれまで47都道府県300以上の地方都市を訪問していました。私のライフワークでもある、「空想地図(実在しない都市の地図)」の制作の参考にもしていますが、最大の目的は、地方都市の日常に浸ること、です。(5/8付 日経ビジネス)   […]

テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」とTBS「そこが知りたい・各駅停車路線バスの旅」の近似性

最近、キー局幹部が恐れている番組は土曜日の特番枠でOAされるテレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。その理由は脱力感漂う、ゆる~い旅番組にもかかわらず毎回、叩き出す高視聴率だ。テレ東が東京・虎ノ門にあることから、「虎ノ門の奇跡」と呼ばれている。(5/25付 日刊ゲンダイ) 太川陽介と蛭子能収、 […]

道南と道東方面をダイレクトに結ぶ都市間バスの運行を

2016年3月に予定される北海道新幹線新函館(仮称)―新青森間の開業を見据え、北海道エアシステム(HAC)の函館―女満別・釧路線再開の可能性を探るモニターツアーの一行が26、27日、網走市内の観光施設を視察した。(1/28付 道新(goo news)) HACの函館と道東を結ぶ空路が休止されて久しい […]

観光客が増えた新生・大間航路 求められる下北観光の充実

4月に大間・函館フェリー航路に就航した新船「大函丸(だいかんまる)」が好調だ。就航から半年間の利用実績は、旅客数、車両数ともに昨年より約1割増。特に函館発の便の観光客が増えており、運航する津軽海峡フェリー(函館市)と大間町は、道南向けの観光PRが奏功したとみている。ただ、下北半島には宿泊しない通過型 […]

未来は明るい?着実に変わりつつあるバス業界

写真左から両備バスの「ソラビ」、ウィラーの「スターファイヤー」、はとバスの「オー・ソラ・ミオ」 9/13(金)から9/15(日)まで東京ビッグサイトで「旅博2013」が開催されたが、展示館の隅の方に3台の大型バスが置かれていた。これまで館外にバス車両が展示されているのは見たことがあるが、ブース内では […]

「日本最低を目指すバス会社・宇野自動車」こんな素晴らしい路線バス会社が存在した

知らない町へ来ると路線バスを見るのが楽しい。乗車しなくてもボディカラーや車両を見ているだけでご当地感に浸れる。時刻表などで社名は知っていてもいざ初対面となると新鮮である。 先日、岡山駅へ降り立った。当地を訪れるのは何と高校の修学旅行以来で殆どマチの記憶はない。四国へ行った時も新幹線からそのまま乗り換 […]

日本人顧客を見ていないLCC、高速ツアーバスのサービス面を参考にすべし

大々的に宣伝されるお得なチケットで旅行業界を席巻するLCC。しかし今回、本誌取材チームがまさかの受難。その時、LCCの対応は?(現代ビジネス 大人の休日より) 最近、個人Facebookや拙サイトのFB版で国内線LCCの問題について取上げた。使いにくい予約画面や販売方法、わかりづらい搭乗手続、締め切 […]

自転車をバスの専用キットに積み込める「サイバス」、サイクル・ツーリズムの可能性

    左:国際興業「サイバス」の専用トランク 右:ニセコバスの積載実験 路線バス事業者の大手、国際興業が自転車を専用のトランクに収納し、目的地まで移動し、サイクリングを楽しむ「サイバス」(CyclingとBusを掛け合わせた造語)を始め、話題となっている。貸切バス車両 […]

定期観光バスの再生なるか 注目している鎌倉観光に初めて登場した体験型コース

  定期観光バスに乗られたことがあるであろうか? はとバスに代表されるガイドさんが付いて観光遊覧ができるバスのことである。定期観光バスというよりは「遊覧バス」といった方が年配の方には馴染みがあるかもしれない。駅や空港、主要ホテル旅館などが発着地となっており、かつては全国のおもな観光地には必 […]

若者の旅行離れに歯止めをかけられるか

ヤマケイガイド「ユースホステルの旅」より(1990年) 観光庁は、若者の旅行振興につながる取り組みを表彰する制度を創設する。これに関連して、22日からこの表彰制度の名称(キャッチフレーズ)募集を開始した。同日記者会見した井手憲文長官は、「若者が旅行に出かけたくなるような名称を募集する。(創設を通じて […]

人口減少が続く小樽 魅力あるマチなのにどうしてか

小樽市が11日明らかにした住民基本台帳人口の速報値によると、同市の人口は9日現在、13万人を割り込み、12万9995人となった。ピークだった1964年の20万7093人より、約7万7千人(約37%)減ったことになる。(6/12付 道新) 小樽市の人口が90年前に逆戻りしてしまった。それほど珍しい現象 […]

ツアー高速バス事故、「格安」の背景に何があるのか求められる想像力

ツアー高速バスの事故が発生してからマスコミ報道を注視してきた。 「あづみの」の時は貸切バス会社の安全管理体制が報道の中心で、旅行会社とバス会社との関係、ツアーバスのあり方についての報道は少なかったと記憶している。その後、NHKスペシャルでツアーバスの実情が放映され、拙ブログでも「高速ツアーバス価格競 […]

ウィラーが路線バス事業に参入 今年はバス業界にとって激動の年となる

ツアーバスの最大手・ウィラー・エクスプレスが12月22日から大阪・南港の3フェリー・ターミナルと都心部を結ぶ路線バス事業に参入した。大阪南港には3つのフェリーターミナルがあるが、今回、新規路線として運行を開始する高速バスは、大阪梅田・京都駅と各フェリーターミナルをつなぐもので、フェリーの発着にあわせ […]

2012年新春 観光と情報、そしてコミュニケーションの時代へ

明けましておめでとうございます。 本年も北海道観光研究所・北杜の窓をよろしくお願い致します。 2004年11月にスタートをした拙サイトは本年で9年目、丸8年となる。子供の頃から三日坊主、飽きっぽいと散々言われてきた身としてはよく続いたと思う。2005年度は月間3千程度であったアクセス数は昨年12月が […]

「弟子屈2daysえこパスポート」を冬期も実施、使い勝手がよいフリーパス商品に期待

弟子屈町では4年前から摩周湖のマイカー乗り入れ規制実験を行っている。代名詞ともいえる霧が酸性化し、シラカバなどの林が立ち枯れ現象を起こしており、環境対策として、パーク&ライド方式による摩周湖行きの代替バスを運行していた。 「弟子屈2daysえこパス」はその流れを組んで昨年誕生したもので、今年は夏季が […]

道東道が全通、高速バスに対抗するJRに求められるサービスとは

先月30日に道東道が全通した。公共交通機関への影響でいえば、時間短縮の都市間高速バスにとっては追い風、JRにとっては逆風である。これ以上の鉄道離れを食い止めようと、JR北では札幌-帯広間の時期限定格安きっぷを導入し、大々的にPRしている。今後の展開はいかに。 上記写真は駅構内などに貼られているポスタ […]

管理人の3.11体験が毎日新聞で紹介される

久しぶりの更新です。 3.11の際、青森から函館へ移動中に震災に遭遇した話は拙ブログでも紹介をしたが、その時の体験が毎日新聞北海道版で紹介された。9月11日付の紙面だが、「大震災半年 道内の備えは?公共交通」という記事の中でかなり具体的且つ正確な内容となっている。 8月の下旬に毎日担当記者から、ブロ […]

十勝で運転免許を返納した60歳以上はバス半額 さらに用途を拡大したサービスの導入を望む

左から ふるさと銀河線代行陸別行き十勝バス(帯広駅前)、北海道拓殖バス本社と車庫 十勝バス(帯広市)と北海道拓殖バス(音更町)が28日から、運転免許証を自主返納した60歳以上を対象にバス運賃を半額にする優遇制度を開始する。十勝地域以外の人も対象で、道警によると、把握している限りでは居住地を限定しない […]

震災復旧支援でフェリーが活躍、その存在価値ももう一度見直してみたい

苫小牧港の東港、西港にあるフェリーターミナルが、東日本大震災の被災地支援に向かう民間ボランティアの車両や救援隊員で混雑している。ターミナルには一刻も早い復興につなげようと現地を目指す人々の意気込みが広がっている。(4/9付 苫小牧民報) 震災によって新幹線をはじめとした公共交通がいまだに遮断されてい […]

『観光マーケティングの理論と実践』発行のお知らせ(管理人執筆)

管理人が共同執筆した『観光マーケティングの理論と実践』(監修・鈴木克也 エコハ出版)がこの度、発行されることになりました。 執筆を担当したページは、「観光と公共交通」、「観光と宿泊」、「今後の観光マーケティング」の約40ページです。「観光と公共交通」では、高速道路無料化実験などが公共交通に及ぼす影響 […]

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