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初めて格安レンタカー(ニコニコレンタカー)を使ってみた

低価格レンタカーサービスを展開しているガソリンスタンド経営の中和石油(札幌)と、中古車買い取りのワンズネットワーク(千葉県船橋市)は29日までに業務提携した。ワンズネットワークが予約客の紹介で、中和石油が車両の整備で相互に協力し、低価格レンタカーの事業拡大につなげる。(7/30付 道新)

最近,GS(ガソリンスタンド)を活用した格安レンタカーと呼ばれるビジネスが好調だ。「ワンズレンタカー」や「ニコニコレンタカー」など従来より半額程度に抑えた低価格が評判を呼んで広がりをみせている。
新車でなく、かなり年季の入った中古車を活用したり、GSを営業所とすることで、徹底的なコスト削減をはかっている。レンタカー会社の公式HPを見ていただければわかるが、各社毎月、数店舗単位で拡大をしている。
先週、初めて格安レンタカーを利用してみたがその感想を述べる。管理人が10年近く乗っているVWが最近不調、走行中のエンストが頻発して修理には30万円以上かかるため、買い替えを決めたが、その間の繋ぎとして思い立ったのが、格安レンタカーだ。実家の近くのGSに、最近「ニコニコレンタカー」の看板が置かれ、パンフレットを貰ったところかなり安い。
マーチクラスだと24時間利用で3,360円、マンスリー契約で6万5千円、大手レンタカー会社の半額に近い。管理人は平日5日間借りてみたが、免責を入れても2万円でお釣りがきた。車の方だが前のモデルのマーチで、車検証を見ると登録が平成10年となっている。これはえらく古く、管理人のマイカーより以前のものだ。しかし、走行距離は2万キロ程度でよくこんな車を見つけてきたものだと思った。
ETCは付いているが、カーナビはオプションで1日あたり1,050円、長期に借りたらバカらしい。このあたりの料金のカラクリはよく出来ている。返却時も15分遅れただけで遅延金1時間分を取られてしまった。はじめての経験である。
安かろう、悪かろうとは違うが、安いなりの理由はいくつかある。ところでこの格安レンタカーのビジネスモデルは大変興味深い。まず、レンタカー会社から見ればGSを利用するので営業所を必要としない。1台10~20万円程度の中古車を利用しているので減価償却も早い。中古自動車販売からの参入も多いので自前の車をまわすことができる。
GSから見れば、廃業が相次ぐ折、好都合なサイドビジネスとなる。多くがFC加盟だが、貸し出しや返却、洗車、点検などの作業は、GSの店員が給油などの合間に行うことができ、当然、満タン返却のため、給油の需要が増え、新しい利用者拡大にもつながるのだ。 また、保守点検代も入る。
今後、参入業者や加盟GSも増えそうだが、クルマが売れない時代の不況ビジネスといえよう。GSで配車表を見せてもらったが、今月中旬までは殆ど埋まっていた。大手レンタカーにとっては手ごわい存在である。
さて、次回も利用するかというい何とも言えない。地元でレンタカーを利用することは殆どないが、頻繁に利用する北海道でも店舗は増えている。しかし、車が古く、ネットワーク網がこれからといった段階である(空港や駅、中心地なども店舗が少ない)。価格面でも大手のキャンペーンを利用すればコンパクトカーなら一日5千円程度で、ナビ付きである。旅行会社を通せば1日あたり3千円程度はザラなのだ。レンタカー王国の北海道での利用に関しては今のところメリットをかんじていないのが正直なところだ。しかし、空港配置などができれば人気が出るであろう。
*昨日、更別で帯広空港でレンタカーを借りたばかりの中高年が運転をした車が一時停止を無視して衝突事故を起した。3名が亡くなられたが、観光などで知らない土地に来た直後は慣れないクルマ、不案内、気持ちも舞い上がっているので事故を起しやすい。借りた直後と慣れ始めて道内車並のスピードを出し始めた時は特に注意が必要だ。

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