内山田洋氏死去で考えたグループリーダ論

内山田洋氏死去で考えたグループリーダ論

少し話題を変えましょう。今日の新聞各紙に元クールファイブのリーダーであった内山田洋氏が亡くなった記事が出ていた(享年70)。前川清離脱後はメンバーがひとり去り、二人去りでお笑いに近いようなことをやっている元メンバー(あの小林さんが後川清とホットファイブというモノマネグループにいる)もおり、悲しい思いで見ていた。

クールファイブ転落の最大の原因は前川清の個性が強すぎ、ボーカルが前川ひとりであったため、その後の修正がつかなくなったことだ。通常、歌謡コーラスは2人以上のメインボーカルを抱えているが、クールファイブは前川ひとりで、次の準備をしていなかったのではないか。
管理人はクールファイブのCDを持っているが、そのなかで前述した南州太郎似(古い)の小林さんの歌を聞いたが、とても聴けるものではなかった。クールファイブ凋落の原因は、申し訳ないがリーダーの落ち度といえよう。
クールファイブと同じ「中ノ島ブルース」を唄う北海道出身のグループでアローナイツをご存知であろうか?クールファイブの「中ノ島ブルース」はもともとアローナイツの持ち歌で競作となった。中ノ島の詞はもともとすべて札幌がテーマである。また、メンバー全員赤平の炭鉱出身のバンド仲間という異色グループであった。

アローナイツは決して楽器などは上手くなかったようだが、ヤマ出身らしい団結力を誇った。そこそこ売れていたが、1990年頃にリーダーの秋庭豊が亡くなった。その後、再スタートをきったが、メンバーがひとり去り、ふたり去りで今はボーカルの木下あきらがアローナイツを名乗ってソロで活動している。

アローナイツもセカンド・ボーカルがいなかった。残りのメンバーはどうしているのであろうか。グループを束ねるのは難しい。独裁者といわれても亡くなったいかりや長助のような強烈なリーダシップも必要であろう。また、包容力、寛容力も大事である。
東京ロマンチカのリーダーで「小樽のひとよ」の作曲家である鶴岡雅義などはメンバーが何度も出入りを繰り返しながらもメインボーカルを育成し、とぼけた顔をしながら「危機」に対応している。

リーダーはボーカルで稼がしてもらい、ボーカルは有名にしてもらった恩がある。条件をクリアすれば気持ちよく、どこかで送り出すのが、リーダーの度量であろう。クールファイブの場合、前川清としてみれば充分、ご奉公をしたので卒業したつもりであろうが、結果的には喧嘩別れのようになってしまった。詳細はわからないが両者の器量が問われると思う。音楽グループに於いてもリーダーのリスクマネージメントが問われる。よく、子供の頃、マネをしたクールファイブごっこ、大人になったからも何十回とカラオケで唄った。特に「逢わずに愛して」が好き。これでまた昭和歌謡黄金時代が遠くなってゆjく。内山田氏のご冥福をお祈りします。

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