岩手県で「地産地消自動販売機」がじわじわ人気を高めていると日経新聞の東北版記事にあった。
岩手特産の飲料水32種を扱っており、当初は県が設置を始めて現在24台。民間からもオファーがあり、いわて銀河鉄道盛岡駅やホテル・旅館、スーパーなど9市町村に広がり、販売本数は6500本という。
最近はご当地B級グルメブームである。地域限定のご当地飲料水はかなり前から隠れた人気があった。北海道でいえばガラナ、カツゲン、サッポロ飲料の「リボンナポリン」、サッポロ上島コーヒーの缶コーヒーなどはメジャーであるが、各地に特産品型の飲料水が数え切れないくらいある。
普通のジュース自販機は隅々まで行き渡っているが、ご当地飲料水の類(たぐい)は、道の駅など地域特産品を扱っている店でしか入手できない。管理人は、ご当地レアものの飲料水が好きで、重たいが、新しいものを発見すると土産で買う。
また、自販機ではめったにお目にかかれないポッカの「プリンシェイク」(要は缶プリン、皆、不気味がるが熱狂的なファンが多い)を通販で取り寄せている。
コカコーラやサントリー、伊藤園など同じ自販機が並んでいるのなら、1台ぐらい地産地消型自販機があってもいいし、メジャーなメーカーの自販機に何種類か並べさせてもらうことはできないであろうか。
真面目な話、飲料水を作っている地場企業の多くが赤字。販路がないからだ。自販機なら商品の広告塔にもなる。口コミで人気が出るかもしれない。地域密着型飲料水自販機が増えることを期待する。
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コメント(2件)
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こんにちは。
話題の自動販売機は、IGR盛岡駅と菜園の県産品プラザの前にあります。
県産品プラザの中には、もっと多くの種類の地場産飲料があるので、なんで、コンビニの前に自動販売機を置くような行為をするのかなぁと思いましたが、県産品プラザは閉店時間が早いので、商店の前に置く感覚なのかなぁと感じてみたりして。
販売されている物はどの農村でも生産物は似通っているので、殆どがりんごジュースになりますが、岩泉のコーヒーとか、どこかのさるなしドリンクなど、ちょっと珍しいものもあります。
地ドリンクと言えば、現在東北のサンクスでは地サイダーフェアをやっておりまして、東北各地のサイダーを買う事が出来ます。
ただ、ラベルこそ違えども、ビンが同じなので買う気が起きないんですよねぇ。「地」という物には独自性が求められるんじゃなかろうかと、サンクスさんにはそんな感想を抱きました。
それで、地ドリンク販売機なんですが、やっぱり炭酸飲料と、サプリ系は必要だろうと思いました。しかも、岩手にはそれがある!
因みに、盛岡では市立図書館駐車場入口脇の自動販売機がポッカのもので、そこにプリンシェイクありますよ。
maksim727さん、貴重な情報ありがとうございます。
東北サンクスの地サイダーフェアは面白いですね。最近、鳴子や会津で地サイダーを飲んだことがありますが、東北はサイダー生産が盛んなのでしょうか。
ビンや容器パッケージに関しては、オリジナルをつくると最低1千万円ぐらいかかってしまうので、二の足を踏んでしまうようです。
ポッカのプリンシェイク、なぜか首都圏では見かけなくなりました。柔らかプリンの食感、まさに名古屋ですね。