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美瑛で「スケッチ観光」、団塊の取り込みが進むが

JTB北海道は美瑛町で丘陵景観のスケッチツアーを柱にした新たなタイプの観光振興に乗り出すことになった。趣味を探す団塊世代などをターゲットとし、10月に最初のバスツアーを行うほか、今冬には雪中スケッチツアーも企画している。ツアーにはオバサマに人気の俳優榎木孝明が参加する。
企画の背景には中高年者をターゲットに、美瑛へ春夏秋冬訪れることによるリピータづくりを目論んでいるであろう。リピータづくりとは、美瑛へ足を運ぶことでファンづくり、それに伴う宿泊客の増加や長期滞在といった地域活性向けのものと同一旅行会社の利用により、他の旅行商品購入を含めたCRM化といった狙いも伺える。
しかし、美瑛の隠れたビュースポットは大型バスが入れないようなところにある。写真やスケッチ好きのシニアはそういう場所を知っている。何度か通ううちにそういう情報を入手するようになるが、いつかはお仕着では満足しなくなるであろう。
最近、2007年マーケット狙いの旅行商品が氾濫しているが、ヨミが甘いものも多い。旅ではないが、23日つま恋で行なわれた「拓郎・かぐや姫」復活コンサートの新聞記事で「団塊熱狂」と大新聞に書いてあった。このコンサート世代の客は団塊ではなく、45~53才ぐらいである。若い記者が書けば団塊もシラケ世代も同じに見えるかもしれないがかなり違う。
こういう初歩的な過ちをするとマーケティングのミスマッチを起こす。くれぐれも市場を甘くみないように。

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