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秘湯ブームの先駆けとなった「かんの温泉」の再開が決定

 

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2008年末から閉鎖されている「かんの温泉」(鹿追町然別峡)が再開する。大樹町などで電気設備工事を手掛ける勝海電気の関連会社鹿追ホットスプリングス(本社大樹町、勝海敏正社長)が、11年に破産した同温泉の運営会社が使っていた施設を買収。7月9日、鹿追町役場で破産管財人と同社で売買契約調印式を行う。(6/30付 十勝毎日新聞

2008年から休業中していたかんの温泉が復活することになった。

道内ではトップクラスの「秘湯」として知られ、温泉ブームも手伝い賑わっていたが、10年ほど前から雲行きが怪しくなっていた。管理人が訪れたのは20年ほど前だが、その頃でも日帰り入浴客で溢れかえっていた。その後、建物の改装や入浴料、宿泊料の値上げなどが続き、急に雰囲気が変わってきた。同じ経営者であったと思うが、秘湯ブームが悪い方向へ行ってしまった典型的な事例だ。

新しい経営者が決まり、来年度からは日帰り入浴が再開、再来年からは宿泊も始めるという。4年以上も閉まっており、もともとオンボロ建物であったので状態が気になるが大幅にリニューアルされるのではないか。

最近、こういった秘湯が売りに出される例をいくつか見る。道内では「二股ラジウム温泉」が10年近く前に東京の金融業者に経営が変わり、料金が大幅にアップ。館内の雰囲気もガラリと変わり、行く気を殺がれるような施設になってしまった。今はどうなっているのかわからないが、かんの温泉は二股や玉川温泉化だけは避けていただきたいと思う。

道内では数少ない療養型の温泉であり、湯治や長期滞在などに適した快適な宿に生まれ変わってくれることを願う。

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