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旅館で増える0泊2食付型日帰り商品、新たな需要の発掘となるか

温泉、昼食と夕食、客室休憩をセットにした「0泊2食」プランが道内の温泉ホテルでも広がっている。長引く景気低迷の中、宿泊するより割安で本格的な料理と温泉を楽しめることから、中高年層を中心に徐々に人気を集めている。 (12/10付 道新)

今回、道新で紹介された0泊2食付きプランを実施しているのは、定山渓の名門旅館・章月グランドホテルだ。正午から午後9時頃まで客室を貸し出し、平日限定だが、9千円と通常料金の6割程度で提供している。この他、野口観光でも10月以降導入をしており、北海道でこのスタイルが定着するであろうか。
0泊2食型のメリットは宿泊するのが難しい主婦のグループや自宅に帰って寝たいお年寄り(中高年齢層)などには魅力があるプランだ。また旅館側から見ても、朝晩の布団の上げ下げも必要なく、マンパワーを含め効率的な運用が可能となる。また0泊プランでお試しをして、次回は宿泊客として来るなどリピート効果も期待できる。
0泊2食スタイルは5,6年前から関西で始まったとされているが、首都圏でもぼちぼち見かける。管理人は3年前に箱根・塔ノ沢温泉にある「福住楼」で体験をしたことがある。ここは大正時代に建てられた文人の宿とした知られ、客室数は僅か18。豪華ではないが、古い木造建築の宿が好きな方ならまずは気にっていただけると思う。
福住楼は0泊夕食付きで、午後3時から8時まで利用が可能。部屋食で、早川の清流を聞きながら、帰るのが残念になる閑静な宿である。料金は8千円であったがHPで確認していただきたい(塔ノ沢には環翠楼というまたいい木造旅館があるがこちらはDX)。その後、機会がなく宿泊はしていないが、0泊プランでファンとなり、絶対泊まりたい宿のひとつとなった。女将が品の良い素敵な方だった。
0泊2食付プラン、帰りの時間があるので、首都圏であれば箱根や熱海、札幌であれば定山渓や小樽方面などに限定されてしまうかもしれないが、泊まってみたい宿の下見として利用する価値もあるであろう。小樽・銀鱗荘も女性向けに入浴+懐石付きのパックを出しているが、男性でも行けるブランがあれば試してみたいと思う。

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