スノーリゾート

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ニセコの昆布温泉郷の名湯宿「鯉川温泉が宿泊営業を休業」

大変残念なニュースが入ってきた。ニセコ(蘭越町)昆布温泉にある鯉川温泉が3/1から日帰り入浴を中止し、休業することとなった。ニセコの名湯であり、120年近く続く、道内でも老舗中の老舗の温泉旅館であった。建物は質素であったが、清掃が行き届いた清潔な館内、ひとり旅でも部屋食、そして食事も温かいものがすぐ […]

「私をスキーに連れてって」をもう一度JR SKIキャンペーン

  今年は雪が早く、前倒しでオープンしているゲレンデもかなりあるようで、いよいよスキーシーズンが始まったという感じである。 20数年前の今頃であればスキー用品やスキーツアーのCMが流れはじめ、駅はスキー場のポスターでいっぱいになっていた。JR各社もシュプール号をはじめとしたスキー列車やスキ […]

上越新幹線と越後湯沢「リゾートマンションの再生を考える」

1月15日で上越新幹線が開業をしていから丸35年を迎えた。この日経記事(11/16付コラム)には沿線の明暗が紹介されているが、越後湯沢駅周辺に林立するリゾートマンションについて話してみたい。 開通をした1982年(昭和57年)は、6月に東北新幹線が先行開業(当時は大宮駅が暫定発着駅)、それから少し遅 […]

何とニセコは7400円、高騰するリフト料金

  1日券が7,400円、いつの間にここまで値段が上がってしまったのであろうか。 いくらインバウンドが多いニセコとはいえ、外資系ホテルではない。 ニセコはリフト券だけではなく、レンタル用品もかなり高いが、先日、現地へスキーに行った知人が、夜に入ったバーでいちばん安いアルコールが1,200円 […]

様変わりするニセコのスキー場・全山が連結されユナイテッド化が進む

ニセコ地区のスキー場、ニセコHANAZONOリゾート(倶知安町)を経営する日本ハーモニー・リゾート(同)のコリン・ハクウォース社長は日本経済新聞に対し、同施設から約2キロメートル離れた休業中のニセコワイススキー場(同)を買収したと明らかにした。(2/21付 日経北海道版) ニセコ・モイワスキー場に2 […]

フロントで日本人にパスポート提示を求める居場所がなくなってきたニセコ

スキーリゾート「ニセコ」(後志管内倶知安町、ニセコ町)に宿泊する外国人観光客が本年度、初めて40万人を突破するのが確実な情勢だ。円安で旅行費用に割安感がでているのに加え、新たにできた高級宿泊施設の人気もあって、この年末年始も多くのスキーヤーが「世界一」のパウダースノーを求めて訪れている。全国的な知名 […]

山椒は小粒でも….ノンブランドのスキー場や地域でも外国人呼び込みは可能ではないか

千歳市は、ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(GC、千歳市蘭越)から打診を受けていた、スキー体験を希望する冬期間の外国人観光客を市内泉沢の千歳市民スキー場で受け入れる。同GCが冬期間、クラブハウス周辺で展開している「ノース・スノーランドin千歳」の来場者が急増し、併せてゲレンデスキーの要望があるためで […]

「雪山ガールのお天気予報」が大ブレーク、やっとスキー場運営の意識が変わってきた

ゲレンデを訪れた一般女性が笑顔で天気予報のボードを掲げる-。そんな写真を、長野県白馬村のスキー場「白馬さのさか」がインターネット上で毎日公開している。「雪山ガール天気予報」と銘打った取り組みが話題となり、昨シーズンの来場者数は急増。今シーズンは新たに「雪山ボーイ」も登場した。(2/4付 東京新聞) […]

19歳はリフト無料、「雪マジ!19」プロジェクトを今シーズンも実施

  もうすぐスキーシーズンの到来だ。 昨シーズン、ゲレンデから消えた若者を呼び戻そうとスキーエリア再活性化のプロジェクト「雪マジ!19」を行ったが(この件に関する過去ブログはこちら)、今シーズンは規模を拡大して実施する。雪マジ19は19歳のリフト券を無料にし、スキー場のフリーミアムビジネス […]

廃止の「スノークルーズオーンズ」で異例の存続署名活動がはじまる

ナイターと夜景がウリであったオーンズスキー場 今月、廃業が決まった小樽市春香町のスキー場「スノークルーズオーンズ」の存続を求めようと、スキーやスノーボード愛好者、地元住民が署名活動を始めた。27日午前10時からは、JR小樽駅前で署名を集める予定で「ゲレンデを残してほしいというファンの強い思いを伝えた […]

小樽市スキー場「スノークルーズオーンズ」が廃業 都市型スキー場でも生き残りは難しい

ONZEの名の通り毎年11月11日に人口降雪機を使いオープンしていたが・・・ 小樽市春香町のスキー場「スノークルーズオーンズ」を運営する「ツギテの三共」(小樽)は8日までに、同スキー場の廃業を決めた。同社の親会社である渡辺パイプ(東京)がスキー人口の減少による利用者数減などから、これ以上の運営継続は […]

「クラブメッド・サホロ」が家族旅行に最適なアジアのホテルで第1位に

旧狩勝コンチネンタルホテルであった施設とGOによる夜のショー 世界最大の旅行クチコミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、家族旅行に最適なホテルを世界中の旅行者からのクチコミをもとに選んだ「トラベラーズ チョイスファミリー 2012」を […]

19-22歳はリフト無料の「雪マジ!ふくしま」 さらに動機付けに繫がるプロジェクトへの期待

昨年暮れに今年19歳は全国80ヶ所以上のスキー場のリフト代金が無料となる「雪マジ!19」プロジェクトについて拙ブログで紹介をした。 この企画に連動するかたちで、福島県内の全スキー場で20歳から22歳を対象にリフトが無料となる「雪マジ!ふくしま」を実施している。「雪マジ」プロジェクトは、「じゃらんネッ […]

19歳は全国スキー場のリフトが無料 「雪マジ!19」は戦略性のあるプロジェクトだ

若者のスキー離れが叫ばれてから久しい。 スキー場業界は1992年をピークに20年に亘り、市場を縮小しており、解決策が見つからないまま”失われた20年”が続いていた。その間、設備投資も殆ど行われず、ゲレンデは陳腐・老朽化し、価格設定などサービス面も硬直的していた。 そんな状況の中、今シーズンより19歳 […]

開業50周年、「ニセコヒラフ」を運営する東急がホテルを売却 「フォーシーズン」も進出を検討

ニセコ・ヒラフ地区でスキー場やホテルを所有する東急不動産子会社、ニセコ高原観光(倶知安町)は、ニセコ高原ホテルを売却する。売却先は明らかにしていないが、アジア資本とみられる。売却金額は10億円超の見込み。老朽化が進む同ホテルを売却し、スキー場や、同地区に持つもう1軒のホテルに経営資産を集中する。(1 […]

西武と東急が共同でスキー場のPRを開始 枠組を超えた連携が求められるスノーリゾート業界

プリンスホテルと東急リゾートが発行した「fammile」(ファミーユ) 例年よりだいぶ遅れて北海道ではスキーシーズンが始まった。まもなく本州のゲレンデも純白の季節を迎えるであろう。ところで全国20ヶ所以上のスキー場を運営する「プリンスホテル&リゾート」(旧・コクド)と「東急リゾートサービス」が自社で […]

2011-2012スキーシーズン迫る 国内スキー場数はまだまだ過剰のようである

11月の声を聞き、スキーシーズンも到来を告げた。といっても全国的な暖冬のため、一部の人工雪スキー場を除けば、オープンは延期となっており、4日に予定していた層雲峡黒岳スキー場のスキー場開きも雪待ちの状態である。スキー客が減少に転じて既に20年近くが経過。休業・廃止のスキー場も相次いでいるが今シーズンは […]

加森観光が長野県御岳スキー場から撤退、震災で各地のスキー場客が激減してしまった

木曽郡王滝村のスキー場「おんたけ2240」の指定管理者でリゾート経営の加森観光(札幌市)が、東日本大震災に起因するグループ全体の経営悪化を理由に同スキー場からの撤退を決め、2日、村に伝えた。同スキー場は村営時代の巨額債務で村の深刻な財政悪化を招いた施設。村は昨年9月、財政健全化団体から抜け出し、本年 […]

スキー100周年キャラ「レルヒさん」登場、スキー場再生のカギは私をスキーへ世代への訴求だ

日本にスキーが導入されて今年でちょうど100年。最初にスキー技術を伝えたのが、旧オーストリア・ハンガリー帝国のレルヒ少佐で、新潟県上越市の金谷山スキー場が発祥の地という。1月12日が記念の日に当たり、各地のスキー場で記念イベントが行われた。 今回登場した記念キャラクター「レルヒさん」はテレビニュース […]

2010-2011シーズン・スキー場オープン情報  道内は黒岳が全国トップで天然雪で開業

今日は本格的な冬将軍の到来。まもなくスキーーシーズンの開幕だ。既に人工だが、富士山麓のYeti(旧日本ランドHOW)と室内の狭山はオープンをしている。かつては西武系の狭山がいつも日本一でニュースになったが、最近は富士急系のYetiにその座を明け渡している。 全体的に、スキー人口の減少と小雪化で、シー […]

加森観光が中国のスキー場と提携、進む海外戦略

加森観光(札幌)は12日、中国のスキー場経営会社と業務提携する方針を決めた。19日に札幌で調印する。同社経営のルスツリゾート(後志管内留寿都村)と、スキー指導者や運営スタッフの人材交流を進める。国内スキー人口が減る中、中国との関係を強めて増加が見込める中国人客を呼び込む。 (10/13付 道新) 提 […]

加森観光がルスツにクラブMEDやGHMを誘致 需要を海外へ本格的に求める 

世界で高級リゾートを展開するGHM(シンガポール)とクラブメッド(フランス)が後志管内留寿都村に相次いで進出を決めたことが13日、明らかになった。加森観光(札幌)が現在のルスツリゾート敷地内に誘致したもので、ホテルや別荘、コンドミニアムを建設し、早ければ2015年に開業する。 (9/14付 道新) […]

減り続ける道内ゴルフ客、スノーリゾートと共通する課題をどう解決するか

道内ゴルフ場が低価格競争でしのぎを削っている。かつて1~2万円台が中心だったプレー料金が、平日なら3千円台、土日でも5千円台というコースもある。若手プロゴルファーの活躍などで、かつての接待イメージから脱却、ジュニア層や女性層にも人気が出ている。集客を伸ばすゴルフ場は、初心者やゴルフから一度離れたシニ […]

神奈川県唯一の天然スキー場「丹沢・菩提峠スキー場跡発見!」廃スキー場の話をしよう

丹沢・菩提峠スキー場があったと思われる場所 3月というのにかなりの雪があり運転も四苦八苦 2年前のブログで、「昔東京周辺にも天然スキー場があった1」という記事を書いたが今でも多くのアクセスをいただく。消えたスキー場の話が中心だが、管理人は「廃スキー場」や「廃リフト」またリフト(索道)そのものにも興味 […]

スキー修学旅行の復活へ実態調査の開始、雪とふれあうことを主眼に置いてみたら

北海道運輸局が道内でのスキー・スノーボードを核とした冬季教育旅行が、競合地域に対し優位性を持ちながらも減少傾向にある原因を調査・分析し、今後の誘致活動や受入体制整備の際の基礎資料とするため、アンケート調査を実施することになった。 少し前までは雪のない地域の学校から北海道へ出向き、スキー体験旅行するの […]

サホロがゲレンデを大拡張、久々スキー場に関する大きな話題

加森観光(札幌)サホロ事業部(町狩勝高原、安田昌行総支配人)は、運営する「サホロリゾートスキー場」に隣接する佐幌岳北斜面の国有林地24ヘクタールで新たなコースの造成を計画している。新コースは5本で高速リフトを2基設置。道東道の無料化と2011年の全面開通を控え、海外や道外・道央の旅行客獲得に向け、競 […]

昭和のリゾート遺産?30年目を迎えたユーミンSURE&SNOWライブと苗場プリンス

ユーミンの苗場プリンスライブが30回目を迎えている。1回目は1981年、1980年12月に発売したアルバム「SURE&SNOW」のアルバムの雰囲気に合う場所でやれたらという発想からスタートしたものだが、森光子の「放浪記」に迫らんばかりの大記録である。 特に明日17日(水)には本公演に加え、『SURF […]

世界最深積雪記録がある関西名門のスキー場、伊吹山閉鎖に思うこと

スキーシーズンを控え、滋賀県米原市の伊吹山スキー場が営業休止になる見通しであることが2日、地元関係者の話で分かった。近年の雪不足と運営会社の経営難で、昨シーズンからリフトやレストランは休止されているが、今シーズンはゲレンデも荒れ放題。市によると、会社側と連絡が取れず休止は必至の状況だ。(12/4付  […]

早期オープンや厳冬期閉鎖など増える季節営業型スキー場 集客に頭を捻るスノーリゾート業界

札樽道沿いにあり札幌からのアクセスもよい春香山・オーンズスキー場 この3連休で本格的なスキーシーズンが始まった。といっても道内の話だが、黒岳、富良野、札幌国際、キロロ、ニセコエリアなどほぼ例年通りのオープンとなった。毎年天然雪ゲレンデとしてはシーズンインが早い中山峠スキー場は、公式HPを見ると今シー […]

道内スキー場、5月連休以降も営業してみたらどうか 需要はあるはず

写真上 雪が多いシーズンは6月上旬まで可能な渋峠スキー場(5/17撮影) 下 GWでも雪の壁があるニセコ・チセヌプリスキー場付近 季節外れの話題だがスキーシーズンはまだ終わっていない。道内のゲレンデはとっくに終了しているが、本州では山形県の月山スキー場がまだ営業をしている。8日現在で積雪は5メートル […]

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