書籍紹介

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国鉄民営化30年に関するメディア報道

4月1日で国鉄が民営化されて30年が経過した。あの日のことは今でも鮮明に覚えているが、昭和最終末期のエポックであった。このところJR北海道の経営問題がクローズアップされたこともあり、あの分割民営化とは何だったのか検証するメディアも目立つ。 週刊誌では軟派な『週刊プレイボーイ』が「JR北海道 私ならこ […]

少しディープな北海道ガイド4 創刊から25年目を迎えたJR北海道車内誌

  左が手持ちではいちばん古い1991年3月号 右は最新号 字体が変わっている JR北海道の特急列車などの座席ポケットに置いてある車内誌「THE JRHokkaido」。鉄道利用者にはお馴染みだが、なかなか読み応えがあり、旅の参考になるので必ず持ち帰り、コレクションしている。 創刊はJR化 […]

少しディープな北海道ガイド3「HO」(ほ) 道内雑誌だが地元ならではのレア情報が満載

   少しディープな北海道ガイド、今回は道内総合誌の「HO」(ぶらんとマガジン社)を紹介。北海道に行けば、どこにでも売っている雑誌なので「ディープ」という表現が合っているかどうかわからないが、あくまでも道外観光客に役立つ情報という視点から書いているのでご理解いただきたい。 「HO […]

北海道の温泉を網羅した書籍「温泉番長ほっかいどう基本級・番長級」海豹舎 舘浦あざらし

「温泉番長ほっかいどう」(海豹舎)は、「正しい温泉」にこだわり、「北海道いい旅研究室」という不定期温泉本を出版していた舘浦海豹(あざらし)氏の久しぶりの温泉ガイドブック本だ。 変なタイトルだが、今回出版されたものは「基本級」というサブタイトルが付いている。「番長級」もあり、あざらし氏が四半世紀で取材 […]

少しディープな北海道ガイド2 舘浦海豹氏久しぶりの著作「温泉番長ほっかいどう」

「温泉番長ほっかいどう」(海豹舎)は、「正しい温泉」にこだわり、「北海道いい旅研究室」という不定期温泉本を出版していた舘浦海豹(あざらし)氏の久しぶりの温泉ガイドブック本だ。 変なタイトルだが、今回出版されたものは「基本級」というサブタイトルが付いている。近々に「番長級」も出るらしいが、あざらし氏が […]

少しディープな北海道ガイド1 自分流ゆっくり北海道旅行を極める 「なまら蝦夷」8号

「なまら蝦夷」とは道内で小宿を営むオーナーたちが書いたガイドブックである。創刊は1996年、その後、2,3年おきに発行され今回で8号目を迎える。 この本に登場する宿は民宿、ゲストハウス、ペンション、ユースホステル風と形態は異なるが、共通していることは「男女別相部屋の設定(ドミトリー)」「比較的安価」 […]

あの月刊「旅」と表紙がよく似ている「旅北海道」は地元編集ならではの内容だ

  左が「旅北海道」5号 中央が創刊号 右が月刊「旅」 春先から北海道関連のガイドブックが観光シーズンへ向けて次々と発売される。どれも似たり寄ったりの内容なのでなかなか購買意欲をそそる書籍は少ないが、その中で、財界さっぽろ発行の季刊「旅北海道」が目を惹いたので購入してみた。 都内大手書店に […]

映画大ヒット中の釧路が舞台のアニメ『僕等がいた』は「挽歌」ブームを超えるか

東京有楽町の三省堂書店の一角に登場した釧路コーナー 釧路を舞台にした人気アニメの実写版「僕等がいた」の後編が21日に封切られた。全国東宝系で先駆けて公開された前編は大ヒット、それに併せて有楽町交通会館にある「三省堂書店」では、「僕等がいた」の舞台、釧路へ行こうということで、北海道や釧路関連のブックフ […]

「るるぶ」が通算4千号 JTBはるるぶブランドをもっと活用すべきだ

JTBパブリッシング発行の「るるぶ」が先日9日に発行された「るるぶ沖縄’11」通巻4千号を迎えた。第1号は1984年発売の「るるぶ京都」、その後、海外版も加わり、現在国内190点、海外62点を発行しており、総発行部数では約3億8千万部で旅行情報誌としては日本一という。 「るるぶ」によって旅行スタイル […]

「北海道じゃらん」を考察する

じゃらん北海道 2017年 03月号 [雑誌] posted with カエレバ リクルート 2017-02-17 Amazon 楽天市場 大型連休中、「北海道じゃらん」を参考に旅へ出た方も多いのでは? この雑誌、北海道ではモンスターである。何が凄いかと云えばまず部数、公称で約18万部だが、全国人口 […]

『とほ』 (とほネットワーク旅人宿の会発行)

「とほ」は相部屋形式のドミトリー型宿を紹介したガイドブックだ。北海道を中心に全国68軒あるが、多くが道内である。施設や営業スタイルは民宿、ゲストハウス、ペンション、ユースホステル風と様だが、共通していることは「男女別相部屋の設定(ドミトリー)」「比較的安価」「お客さん(旅人と呼ばれる)同士の交流がし […]

『北海道いい旅研究室12』(舘浦あざらし編集 海豹舎)

舘浦あざらし責任編集の「いい旅研究室」が通算12冊目を発行した。前号が昨年1月発行、忘れた頃に出るこのシリーズであるが、最近は間隔が空いており、海豹氏の消息が気になっていた。それにしても、第1号発行が1999年なので、この出版不況の最中、よく続いていると思う。 12号はかなりボリュームアップ、価格も […]

『札幌から行く日帰り温泉&昼食ごはん』(亜璃西社)

大型連休に突入したが、北海道発の旅行・レジャー関連の書籍を何冊か紹介して行きたい。 最近、0泊2食やランチ休憩など日帰り温泉旅行が注目を集めている。特に北海道は札幌からの日帰り圏に素晴らしい温泉が多く、宿泊をしなくても十分に楽しみことができるのが強みだ。今回、紹介する『札幌から行く日帰り温泉&昼食ガ […]

「とほ」(とほネットワーク旅人宿の会発行)【書籍紹介】

「とほ」は相部屋形式のドミトリー型宿を紹介したガイドブックだ。北海道を中心に全国68軒あるが、多くが道内である。施設や営業スタイルは民宿、ゲストハウス、ペンション、ユースホステル風と様々だが、共通していることは「男女別相部屋の設定(ドミトリー)」「比較的安価」「お客さん(旅人と呼ばれる)同士の交流が […]

『北海道いい旅研究室12』(海豹舎)【書籍紹介】

舘浦あざらし責任編集の「いい旅研究室」が通算12冊目を発行した。前号が昨年1月発行、忘れた頃に出るこのシリーズであるが、最近は間隔が空いており、海豹氏の消息が気になっていた。それにしても、第1号発行が1999年なので、この出版不況の最中、よく続いていると思う。 12号はかなりボリュームアップ、価格も […]

『札幌から行く日帰り温泉&昼食ごはん』(亜璃西社) 【書籍紹介】

新・札幌から行く日帰り温泉&昼ごはん posted with カエレバ 亜璃西社 亜璃西社 2012-06-20 Amazon 楽天市場 大型連休に突入したが、北海道発の旅行・レジャー関連の書籍を何冊か紹介して行きたい。 最近、0泊2食やランチ休憩など日帰り温泉旅行が注目を集めている。特に […]

『監獄ベースボール 知られざる北の野球史』(成田智志著 亜璃西社発行)

監獄ベースボール posted with カエレバ 成田 智志 亜璃西社 2009-11-10 Amazon 楽天市場 昨年11月に出版された本だがユニーク且つ貴重な内容であったので紹介をさせていただく。 ファイターズが上陸するまで長く野球不毛の地であった北海道。明治後期に創設された函館オーシャン倶 […]

『監獄ベースボール 知られざる北の野球史』(成田智志著 亜璃西社発行)

昨年11月に出版された本だがユニーク且つ貴重な内容であったので紹介をさせていただく。 ファイターズが上陸するまで長く野球不毛の地であった北海道。明治後期に創設された函館オーシャン倶楽部が北海道野球の黎明だと思っていたが、それより20年近く前から野球が行なわれていたのだ。それも刑務所で・・・・・この本 […]

『北海道化石としての時刻表』(柾谷 洋平著書・井上 哲編集 亜璃西社)

北海道 化石としての時刻表 posted with カエレバ 柾谷 洋平 亜璃西社 2009-02-18 Amazon 楽天市場 相変わらずの鉄道書籍ブームだが乱造の感は拭えない。そんな中、一風変って、筋が入っているのが今回紹介する「北海道化石としての時刻表」だ。 まず、このタイトル、時刻表を「化石 […]

『北海道化石としての時刻表』(柾谷洋平著 亜璃西社)

相変わらずの鉄道書籍ブームだが乱造の感は拭えない。そんな中、一風変って、筋が入っているのが今回紹介する「北海道化石としての時刻表」だ。 まず、このタイトル、時刻表を「化石」と名付けたように、文化史、時代風俗、交通史・産業考古学視点などから時刻表と北海道について書いているところが面白い。戦前からの古い […]

奈良交通の人気バスガイド本出版、もっと注目されていいガイドさん

ご指名!古都のバスガイド posted with カエレバ 木島亜里沙 メディアファクトリー 2008-09-17 Amazon 楽天市場 奈良交通で働く人気バスガイド、木島亜里沙さん(25)のエピソードなどを描いた「ご指名! 古都のバスガイド」(メディアファクトリー)が出版された。木島さんは入社8 […]

雑誌「Pen」の北海道特集が面白い

雑誌「pen」(阪急コミュニケーションズ8/15号)の北海道旅特集を買った。「pen」で北海道を取り上げるのは意外な感じだが、なかなかいい切り口の編集内容だ。最近は雑誌を購入する機会が減ったが、このpenはよく読む。「サライ」ほど枯れて嫌味ではなく、「おとなの○○」のようなワンパターン特集ではなく、 […]

これまで知らなかった北海道がわかる 「北海道の歴史がわかる本」

北海道の歴史がわかる本 posted with カエレバ 桑原 真人,川上 淳 亜璃西社 2008-03-24 Amazon 楽天市場 管理人は北海道の人たちがどこから来たのか(移民)興味があり、よく尋ねるが、一部の人を除いてあまり自分たちのルーツに興味を示さないような気がする。既に入植から130年 […]

『「最長片道切符の旅」取材ノート』 宮脇俊三氏と村松友視氏

「最長片道切符の旅」取材ノート (新潮文庫) posted with カエレバ 宮脇 俊三 新潮社 2010-10-28 Amazon 楽天市場 鉄道紀行作家の宮脇俊三さんが亡くなられて5年が経った。現在でも熱心な愛読者が多く(管理人もそのひとり)、著書は売れ続けている。宮脇さんの訃報を訊いた時のシ […]

「JTB北海道時刻表」が休刊、旅の友がまたひとつ減る

JTB北海道発行の「北海道時刻表」が、3月25日発売の4月号を最後に休刊することになった。「北海道時刻表」の創刊は1944年頃と古く、横長のデザインが戦前の時刻表のようで、なかなか味わいがあった。部数は公称3万部だが最近は落ちていたようだ。 北海道は「時刻表天国」でこの他にも「道内時刻表」(交通新聞 […]

朝日1面で紹介された北海道の地方出版、亜璃西社とあざらし君

新・札幌から行く日帰り温泉本多 政史 井上 哲 亜璃西社 2007-10-24売り上げランキング : 626508 Amazonで詳しく見る by G-Tools 現在、朝日新聞夕刊1面の連載「ニッポン人脈記」で、先週から「わが町で本を出す」と題して、地方出版を取上げている。 昨日1日は北海道特集で […]

旅ガイド&タウン誌が生き残る道「大通ウォーカー」と「すすきのタウン情報」の例

旅行、情報ガイド誌やタウン誌は、ネット情報に圧され、苦戦が続いている。旅行雑誌のいくつかは、廃刊になったり、内容を大幅に変更している。また、タウン誌は旅行雑誌以上に台所が苦しく、風前の灯火である。「ウォーカー」のような中央メディアの進出、ネットの普及、地方経済・文化の衰退などが重なり、今では「ウォー […]

人気低迷で専門誌がなくなったアイスホッケーに救世主が登場

アイスホッケーアジアリーグが開幕したと言ってもご存知の方はごく僅かであろう。以前はサッカーの日本リーグ(JSL)より人気があり、テレビ放映もされていたが、この20年間はジリ貧の状態である。雪印が不祥事で撤退、盟主であった西武、コクドが1チームとなり、古河もクラブチームに変わり、日本リーグ成立が不可能 […]

月刊化した「旅と鉄道」

昨日、書店で「旅と鉄道」(鉄道ジャーナル社)を見つけた。この雑誌は季刊や増刊のかたちで年5,6冊発行されていたが、今回からサイズが小さくなっており、月刊化されていた。その話は前から聞いていたが、折角なのでご祝儀のつもりで10月号を買ってみた。 「旅と鉄道」、一時は毎号のように購読しており、北海道旅行 […]