北海道のカラオケでは結構人気あり・渡辺淳一原作のドラマ主題歌「情熱」・鹿内孝  

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「音楽で旅する北海道」(北海道昭和歌謡)の三回目。1,2回目は札幌オリンピック絡みの楽曲を紹介したが今日は30年以上前のテレビドラマ「ダブルハート」の主題歌「情熱」を。唄っているのは俳優としては悪役が多い鹿内孝。昔はロカビリー歌手であり、その後、本格的なミュージカル俳優を目指し渡米、歌って、踊れて、勿論芝居もできるエンターテナーだ。特にJUZZはご自分のスクールを持たれているほどでちょっと日本にはいないタイプの人。管理人はファンである。
この「情熱」、昭和51年に日本テレビ系で放送された「ダブルハート」の主題歌だが、管理人にはドラマの記憶がない。この曲を知ったのは、20年近く前で場所は釧路のスナックである。釧路が舞台の曲で何かいい曲ないかな、と飛び込みのスナックで訊いたところ情熱を教えてもらった。カラオケのみかけてもらったがいいいかんじ。
東京に帰って早速、練習を兼ねて唄ってみたが誰もこの曲を知らなかった。なので今は封印している。しかし、北海道では人気がある楽曲のようで、その後ススキノでもこれを唄っている人を何回か見たことがある。今では少ないであろうが。
ドラマは渡辺淳一原作「冬の陽」。札幌医大・心臓移植に関わる内容である。この歌詞にはどこにも釧路は出てこない。ネットで調べてもわからず、原作を読んでみないとわからない。釧路ではないかもしれないが北海道が舞台には変わりない。作曲は坂田晃一。なのでビリ-バンバンの「さよならをするために」にどこか似ている。作詞 は万里村ゆき子。作品数は多くないが万里村さんの詞はロマンチック。高田恭子の「あじさい色の日々」はよい。
この「情熱」、哀調あるメロディに男ごころをくすぐるような歌詞。♪生きている限り この情熱 おまえの長い髪に誓うよ♪ 一度でいいから言ってみたいセリフだ。鹿内さんだからこそ歌える曲だと思うが、そういえば最近、あまりお見かけしないがお元気であろうか。
なお、鹿内さんといえば「本牧メルヘン」がある。故・阿久悠がもっとも思い入れがあると言っていた名曲だ。こちらも貼り付けておく。
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