12日は完全に閉鎖された函館駅と駅前 交通規制で車やバスは入れず
管理人は関東に戻ったが、遂に計画停電が始まった。しかしながら我が家のエリアは昨日は中止となり、今日は実施されたはずだが電気は燈っていた。しかし、町へ出てみるとゴーストタウン、僅かな客しかいない居酒屋で呑んでいたが、ふたたび東電への怒りがこみ上げて来た。東電は既にガバナンス能力を失っている。
管理人は2月20日のブログでとんでもないことを書いてしまった(内容はこちら)。要約すると、日本経済が復興する可能性があるとすれば、首都圏にカタストロフィ(歴史的大惨事)が発生した場合と書いた。大地震や原発事故など都会に住めない状況になった場合、地方への移住(避難)が加速する。たとえば首都圏人口の1割(3百万人)が地方へ分散するだけでも、地方にとってはとてつもないと特需が発生する。特に北海道には多くの人が集まるというものだ。
現在、そこまでは状況が悪化していないが、首都圏近辺で大型地震(余震でも)が起きればそれが現実と成り得る。自分でとんでもないことを書いてしまったと思っている。
管理人は函館に3日間、閉じ込められたが、地元の人たちは「函館に大きな津波が来るなどあり得ない」と口を揃えていた。ご存知かと思うが、朝市周辺には2メートル近い津波が押し寄せ、使い物にならない状態になっていた。波は市電が走る海峡通りを越えて、大門周辺まで達したという。人間の経験則など大自然からみれば浅いものだ。
駅前、朝市、ベイエリアを翌日歩いてみたが、復旧作業で懸命であった。多くの観光客が当日は泊まっていたはずだが殆ど姿を見かけなかった。皆、どこへ行ってしまったのであろうか。
それでも函館の人たちは懸命に復旧作業をしていたが表情はそれほど暗くない。やはり、北海人のおおらかさであろうか。不安で凹んでいる首都圏とはどこか違う。そんな北海道人気質がまた好きになった。
復旧作業中の駅前・朝市・金森ベイエリア
管理人様こんにちは。
北海道への道中、大変な天災に遭遇してしまいましたね。
危機管理体制の整備については、S白鳥の車掌が所属する会社には、物足りなさが感じられますね。津波に備えた防災計画などきちんと整備しているんでしょうかね。
たぶん、車掌への情報を発する指令などに、きちんとしたマニュアルがないのでしょう。そして、乗務員の無線は同時双方向通話ができないので、なかなか会話が成立しないのではないかとも想像しています。携帯電話はたぶん通話規制が制限されていますから、難しいでしょうし。
私は、津波と言えば「奥尻島」の惨事を超えるものはないと思っていましたが、被災者の規模からは比較するものを超えてます。
おまけの原発事故が、今は主役のニュースです。どうにか収まって欲しいものです。
北海道の各自治体、企業が保有している社宅なども利用してもらおうという動きがあるでしょう。夕張が準備しているとか。
私もこの春転勤となり、今は慌ただしい毎日ですが、勤める会社でもこれから何ができるのかと模索中のようでありますし、
その結果から、募金でもできる範囲で被災者への協力をしたいと思ってます。最近は、コンビニでのお釣りは募金箱に入れてます。
これからは、関東圏にある行政の中央機関のサブ機関を地震と連動しない地域にバックアップしておくことも必要と危機管理上感じました。
元夕張市民さん、心強いコメントありがとうございます。
まず、S白鳥の車掌(2名)は列車無線(指令)も混乱しており、情報を入手できていないようでした。携帯を使い連絡を取っていましたがそれも繫がらず、途中からは車内放送が途絶えてしまいました。JR北海道はアクシデントが発生した時の対応(アナウンス)が総じて不十分と思います。
自治体や企業が保有している住宅を被災者に利用してもらおうというのは素晴らしいことですね。東北の方が大半なので北海道には違和感ないでしょう。
元夕張市民さん、異動になられたのですね。新しい職場で頑張って下さい。応援しています。そして私も頑張ります。
管理人さん、しばらくぶりにサイトを見ました。
そうでしたか、特急に閉じこめらましたか。
JRの対応には石原都知事も怒ってましたね。
スーパーで食料品を買いだめするなど世の中がマイナス思考になってるのが残念ですね。
FCエジソンさん、ご無沙汰しております。
エジソンさんのお店は大丈夫でしたか?買いだめや不安心理などで消費が冷え込んでしまうのも心配です。こういう時こそ外食がいいと思います。電力の節減、飲食業界の回復にも繫がります。