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北海道のインバウンド施策には戦略性が足りないのでは

宮崎県の東国原知事が観光客誘致などを目的に訪韓したニュースは、大きくメディアで取り上げられた。同時に知事と一緒に行く観光ツアーまでやってしまうのだから宮崎県大したものである。大手広告代理店でも付いているのであろうか?
九州から見れば韓国は東京より遥かに近く、大きな市場である。あの傾きかけていた「ハウステンポス」が韓国人観光客の力で集客を回復している。韓国の所得が上がり、これまでの物見遊山型からリピーターが増え、目的を持った観光をするようになってきている。
たとえば温泉めぐりやゴルフといった類いだが、ゴルフなどは、宮崎でプレーすることが韓国人にとってステイタスらしい。このあたりを狙ったツアーも増えている。
ところ変わって北海道はどうであろう。昨日のブログでニセコと豪州の話を少し書いたが、どうも他力本願の印象がある。地道な営業活動をしていることは知っているが、戦略性に欠ける気がする。
たとえば、スポット単位ではいろいろとPRをしているが、線の観光になっていない。地域ごとにバラバラの印象である。
また、宮崎でゴルフプレーをするようなブランド・ステイタスになるものが少ない気がする。小樽カントリーでプレーするのもステイタスだと思うが、訪日外国人が北海道でゴルフをするという話はあまり聞かない。スノーリゾートにしても、絶対的なものがない。下手をすると志賀高原や苗場にやられてしまうかもしれない。
「道」というユニットがあまりにも大きすぎる弊害かもしれないが、漠然とした北海道への憧れもいつまでも続かない。具体的な舞台づくりがそろそろ必要なのではないであろうか。

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