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1往復になった北斗星、繁忙期「はまなす」の八戸延伸は

昨日の寝台列車に関するブログで、管理人がこれまで「北斗星」に80回以上乗車した話を書いた。「カシオペア」や「はまなす」、「日本海」、「はくつる」、臨時エルムなどを含めると寝台での渡道は100回に近づくと思う。よく乗ったものである(さすがに最近は減っている)。
ところが16日付け朝日新聞北海道版を見ると「300回乗車」をしたツワモノがいた。
札幌市在住のイラストレーター鈴木周作さん(35)で、最後の「北斗星1号」での旅を終え、札幌駅に降り立った。初めて乗った20年前から数えて、この便でちょうど300回。「人生の節目にはいつも北斗星があった」と振り返る。
管理人は1989年からだが年平均4回といったところ。鈴木さんは20年間だと15回乗ったことになるので上手はいるものである。実は鈴木さんらしき姿をロビーカーでお見かけしたことがある。スケッチデッサンをされていたのではないか。また、「旅と鉄道」(鉄道ジャーナル社)誌でもだいぶ前に鈴木さんの記事を読んだことがある。
私にとって「北斗星」はリセットの場であった。下りで北海道へ行く時は、発車と共に職場や私生活のことを忘れ、やがて仕事の問題などの解決案が寝台に乗っていると出てくるのだ。飛行機ではテイクオフする瞬間、いっきに旅モードへ切り替えができるが、速すぎて、問題解決まで至らない。
北斗星に限らず、道内の鉄道に乗っていると突然仕事のヒントや企画案、プライベートの解決案などが浮かんでくるからすごい。特に特急「Sおおぞら」は”ソリューション・トレイン”である。
最近は上り利用が多い。会社員を辞め、時間の自由が利くようになったこともあるが、帰路の北斗星は頭の整理にちょうどいい。最近は仕事が絡んで北海道へ行くことが多いので、今後の展開を考えたり、東京での仕事のことなど思案する。16時間あれば気分の切り替えと同時にある種の北海道ボケ解消にもつながる。
15日から「北斗星」が1往復になった。ついに北斗星までもがというかんじだが、青函トンネル工事が終わっても復活しないのではなかろうか。
以前から思っているのだが、青森発の「はまなす」を八戸発に変更できたら便利である。青函トンネルが開通した時、盛岡発の寝台特急が出来ると思っていたが青森発に。現在もそのままだが、八戸発着なら乗換えが1回で済み、最終の1本前位の「はやて」に接続すれば現ダイヤを維持できるはずだ。
北斗星が減らされた現在、「北斗星」個室が取りにくい週末や繁忙期に「はまなす」の延伸運転をしてほしい。また、余剰車両で個室を連結できないものか。「あかつき・なは」のシングルツインやレガードシートが余っていれば楽しい旅になるが。

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