*

やはり日本一寒かった陸別町、弱みを強みに変えた典型的な事例がここにある

町内の観光情報発信サイト「りくべつインフォメーションサービス」が気象庁のアメダスデータなどを基に独自集計している「寒さ日本一ランキング」で、陸別町が2年連続の日本一に輝いた。(3/5付 十勝毎日新聞

「しばれフェスタ」などで寒さ日本一でPRをしている陸別町。今回のランキングデータで本当に「日本一寒い」ことが実証された。
ランキングの手法は1、2月の毎日、全国のアメダスデータの日最低気温の上位10傑を1位10点から10位1点までポイントに換算して集計。陸別は今年、1位15回、トップ10入りも39日で合計331ポイントとなり、今冬の国内最低気温を2月4日に記録した上川管内占冠町に124ポイントの大差をつけて1位に輝いた。
ポイントを付けるあたり、なかなかの発想力である。また、最も厳しい寒さを記録した2月4日、陸別の気温はアメダスでは氷点下30.9度だったが、北見工大などと共同研究をしている「町しばれ技術開発研究所」が独自に設置する観測機(通称マメダス)では同35.2度(下陸別)を記録。場所によっては同39度まで下がったとの報告もあるので、まさに「しばれの町」だ。
ランキング上位を見ると多くが道東である。また、1,2月の間、道外で1位になったのは長野県の菅平(2回)、開田高原(1回)。信州は寒く、雪質のよいゲレンデがある場所が来ている。
陸別町は「寒さ」という北海道が持つ弱点を強み(ウリ)に変えた町だ。こういった逆転の発想、負の遺産としか思えないようなものをプラスにすることは重要である。地元に住んでいると、なかなか気付かないかもしれないが、地域再生ヒントの原点が陸別に隠されていると思う。
【参考】「陸別情報発信サイト 寒さ日本一ランキング
katumai.gif

 - すべての記事一覧, 地域(十勝・オホーツク)