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石狩市と当別を巡る東京発のツアーが実施、札幌広域圏の魅力をアピールできるか

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ツアーで訪れる石狩浜 そろそろハマナスの時期だ

石狩市と石狩管内当別町を巡る初の東京発着の観光ツアーが今月から実施される。知られざる石狩と当別の観光スポットを道外の人に知ってもらおうと、両自治体が中心となって観光コースを立案した。観光関係者らは「首都圏に知人がいる人はぜひ、このツアーをPRして」と呼びかけている。 (6/8付 道新

このツアーは「石狩管内8市町村でつくる「さっぽろ広域観光圏推進協議会」の事業の一環で、中央バスの旅行会社「シィービーツアーズ」が春、夏、秋、冬の4回、実施するというもの。
道新記事によるとツアーは、『初回は「春の道央周遊 花めぐり、ぶらりさんぽコース」として25日から2泊3日の行程。初日は支笏湖周辺観光だが、2日目は石狩の本町地区散歩、魚醤(ぎょしょう)工場、地ビール工場の見学、石狩浜の散策、石狩川クルーズ体験など。3日目は当別のレクサンド記念公園散策、ふれあい倉庫での買い物などを経て、江別のセラミックアートセンターを見学』。
そして、『2回目は「夏の道央周遊 山の幸、海の幸まんきつコース」として7月9日から2泊3日で行われる。初日は石狩本町地区を周遊。2日目は当別で日本一の亜麻畑を見学、ふれあい倉庫を経て、浜益でウニ丼を食べたり、サクランボ狩りなどを行い、厚田の恋人の聖地などを散歩。最終日は北広島のアウトレットでの買い物が組み込まれている』とある。
このツアー、まだまだ全国的には知られていない隠れたスポットをコースに選択している。たとえば1回目では石狩の旧市街散策から石狩川のクルーズ体験、江別のセラミックアートセンター見学など札幌近郊の普段体験できないプログラムが組まれており、変化のある面白いコースに仕上がっている。
今回のツアーは、観光庁が進める「広域観光事業」の一環であり、札幌一極集中の観光形態を変えて、2泊以上の滞在型にする目的があるが、もうひとつの狙いとして、「お試し移住」や「デュアル・ライフ」(二居住生活者)希望者を石狩や当別に呼び込みたいという地元の考えもあるであろう。
料金は両ツアーとも一人9万9800円(2人1室)とかなり高めである。良質なツアーだと管理人は思うが、集客となると不安だ。ひとことで言って、知名度が低すぎて、どういう人たちが申込むのか読めない。このようなツアーを道外(特に大都市圏)へどうやって告知をするか、またその魅力をどうやってPRするかなど課題が残る。現在は行政主導の実験段階であるが、商業ベースに乗せることができるのか注目である。 
国が推進する広域観光圏事業についてはあらためて触れたいと思う。

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