公共交通(フェリー・船舶)

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「ナッチャンWorld」が道内一周クルーズで復活

2008年に青森-函館間を最短1時間45分で結ぶ高速フェリーとして就航した「ナッチャンWorld」、姉妹船の「ナッチャンRera」と共に青函連絡の新たなルートとして期待されたが、その後の燃料高騰や予想を下回る利用者数、また東日本フェリー(現津軽海峡フェリー)の親会社となったリベラのリストラ策もあって […]

新日本海フェリーが新造船を就航、首都圏と北海道間のアクセスが大幅に向上

新日本海フェリーの新潟―小樽航路への就航を控えた新造船「らべんだあ」(1万4125総トン)が7日、小樽港に入港した。船内の快適さやスピードを向上させた新鋭船で、9日の新潟発の便でデビューする。(3/8付 読売新聞北海道) このところ長距離フェリーで新造船の就航が続いている。1970年に国内初の長距離 […]

観光客が増えた新生・大間航路 求められる下北観光の充実

4月に大間・函館フェリー航路に就航した新船「大函丸(だいかんまる)」が好調だ。就航から半年間の利用実績は、旅客数、車両数ともに昨年より約1割増。特に函館発の便の観光客が増えており、運航する津軽海峡フェリー(函館市)と大間町は、道南向けの観光PRが奏功したとみている。ただ、下北半島には宿泊しない通過型 […]

連絡船「羊蹄丸」の『青函ワールド』が「八甲田丸」で復活 超シュールなジオラマは見もの

  旧青函連絡船・羊蹄丸内に展示されていたジオラマ「青函ワールド」が28日、羊蹄丸が係留されている愛媛県新居浜市から青森市柳川1丁目のメモリアルシップ八甲田丸に到着した。 「青函ワールド」は、昭和30年代の青森駅周辺を再現したジオラマで、羊蹄丸が東京・お台場の「船の科学館」で展示されていた […]

大間航路の新造船のネーミングは懐かしの「大函丸」に決定

函館港に着岸間際の大間航路の「ばあゆ」 外人墓地付近から撮影 大間・函館フェリー航路に大間町が建造中の新船(2013年4月就航予定)の名前が、「大函丸(だいかんまる)」に決まった。1964(昭和39)年のフェリー就航時から24年にわたって計6隻に使われた名称で、町民の愛着が深い。(6/21付 東奥日 […]

ナッチャンが期間限定で復活 シルバーフェリーの新造船など競い合う青森発のフェリー

津軽海峡フェリーが今年も夏季限定で青森-函館間に高速船「ナッチャンWorld」を復活させることになった。就航期間は8月1日から18日までで1往復のみ。ダイヤは函館発が16時25分で青森着が19時10分、青森発が12時15分で函館着が15時。所要時間は2時間45分。また、シルバーフェリーが八戸-苫小牧 […]

東京函館バス&フェリー往復 湯の川格安パックを発売 路線バス事業者に求められる企画力

  ツアー高速バスの大事故により、高速バス全体の需要が心配されているが、根強い人気を保っているのが高速バスと長距離フェリーなどがセットになった企画乗車券である。特に首都圏方面と北海道を連絡する商品はかなり以前からあり、定番と化している。 たとえば、東京から大洗港までは高速バスと路線バス、苫 […]

新日本海フェリーが新造船を2隻就航 グリルや専用テラスも健在でクルーズ志向は高い

久しぶりに長距離フェリーの話を。 長距離フェリーの草分けである新日本海フェリーが「すずらん」と「すいせん」の2隻を敦賀-苫小牧東港航路に6月と7月に就航させることになった。6月20日にデビューする「すずらん」は北海道を代表する花名から採り、今回で5代目。7月1日就航の「すいせん」は福井県の県花で2代 […]

近代観光の幕開け・・・大阪-別府航路就航100周年と油屋熊八

1960年代の黄金期に多くの新婚さんを運んだ「こはく丸」 大分県別府市が西日本有数の温泉地に成長するきっかけとなった大阪-別府間の定期航路が28日、就航100年目を迎えた。大阪市の浅野宏子・浪速区長ら市や観光団体の幹部のほか、ゆるキャラの通天閣ロボなどを乗せたフェリー「さんふらわあ」が同日朝に別府国 […]

震災輸送で活躍した「ナッチャンworld」が夏季限定で再登場、太平洋フェリーも運航を再開

  青森・函館間の定期航路から退いて久しい津軽海峡フェリーの「ナッチャンWorld」が、7月29日~8月18日までの21日間夏季限定で運航されることになった。昨年も限定運航されたが、先日の震災では、自衛隊の災害援助部隊の派遣輸送や緊急物資使用などで使われた。 実はこの高速船、防衛庁が別の目 […]

震災復旧支援でフェリーが活躍、その存在価値ももう一度見直してみたい

苫小牧港の東港、西港にあるフェリーターミナルが、東日本大震災の被災地支援に向かう民間ボランティアの車両や救援隊員で混雑している。ターミナルには一刻も早い復興につなげようと現地を目指す人々の意気込みが広がっている。(4/9付 苫小牧民報) 震災によって新幹線をはじめとした公共交通がいまだに遮断されてい […]

ウィラー・トラベルがフェリーなどの船ポータルサイトを開設 バス&フェリーの商品を強化か

ツアーバス最大手のウィラー・トラベルがフェリーなど国内航路の予約ポータルサイトを今日2月28日に開設した。北海道から九州までの22の船舶会社の航路を扱っており、近距離から長距離フェリーまで多岐に亘っている。 これまでフェリーのポータルサイトは存在しなかった(個人が開設したものは除く)。最近はフェリー […]

函館港を基点に“飛んでクルーズ”の太平洋版を計画、太平洋沿岸航路の充実に期待

  写真は「飛鳥Ⅱ」と新日本海フェリー「らいらっく」(小樽港 昨年9月) 函館、室蘭、苫小牧、釧路の太平洋側の4港が、クルーズ客船の誘致に向けて連携に乗り出している。1月下旬に函館側の呼びかけで4港の港湾関係者を集めた初会合を開催。道内の周遊で定番人気の小樽発着の日本海回りツアー「飛んでク […]

太平洋フェリーが来春に新造船を就航、北海道-本州航路が活性化されるか

苫小牧-仙台-名古屋を結ぶ太平洋フェリーが来年3月から新船「ニューいしかり」を就航させることになった。毎年、「フェリー・オブザイヤー」を受賞している同社だが、これまで以上にクルーズ志向の高いフェリーの投入となった。 フェリー業界は高速道路の割引や燃料高などで廃業する会社も出るなど暗い話題が続いており […]

大間航路は新船建造と公設民営で継続&ドッグランフェリーは上々のスタート 

暫定運航が続いている函館-大間(青森県)フェリー航路は、大間町と青森県が新造船の建造費を負担し、津軽海峡フェリー(函館)が運航を担う「公設民営方式」で継続することが16日、青森市内で開かれた事務担当者による3者協議で固まった。 (7/19付道新) 津軽海峡フェリーに関するニュースを2題。 まず、大間 […]

道内フェリー会社で夏休みに向けて周遊型サービス導入の動き

高速道路の割引や無料化などで苦戦が続くフェリー業界だが、ここへきて新たな動きがある。たとえば経路が異なる2社間のフェリーを利用できる往復プランやフェリーの目的地である島に宿泊をすれば航送料金が大幅に割引になるサービスなど各社、夏休みに向けて知恵を絞っている。 まず、青森~函館、大間~函館就航の津軽海 […]

大間航路は当面安泰、本州北海道間レンタカー乗り捨て可能な新サービスの導入は

まもなく函館港へ入港する大間発「ばあゆ」 外人墓地付近から撮影 函館—大間(青森県)間のフェリー航路の存続問題で、同航路の運航事業者の津軽海峡フェリー(函館市港町3)は1日、当初は8月末までとしていた暫定運航を、財政支援や新造船の導入を前提に12月末まで継続すると発表した。新造船就航までは現行船で最 […]

「ナッチャン」が季節限定で今年も復活、「はやぶさ」運転にあわせ通年運航と1隻は残留を

先日のブログで津軽海峡フェリーが7月から新造船「ブルードルフィン」を青函航路に投入することを紹介した。ドッグルームやジャグジー付きの豪華船室など、同社が打ち出している「カジュアル・クルーズ」をコンセプトにしたフェリーである。また、昨年秋から休航中であった高速船「ナッチャンWorld」が7月から10月 […]

津軽海峡フェリーがドッグルームやジャグジー付きの中古改造船を青函航路に投入

津軽海峡フェリー(函館市港町3、関根二夫社長)は28日、函館―青森航路で国内初となる犬専用のバルコニーを備えた新船「ブルードルフィン」(約7000㌧)を導入すると発表した。7月17日からの運航開始に向け、道運輸局に認可を申請。青函圏の活性化や本州からの観光客の入り込み増が期待される。(4/29付 函 […]

「ナッチャンWorld」体験クルーズに乗船,,高速船の魅力を十分にPRできたのではないか

21日(日)、「ナッチャンworld」の久里浜港からのクルーズに乗船した。午前、午後の2回に分けて行なわれ所要時間は約100分。浦賀水道を南下し、三浦半島剣崎灯台を過ぎたあたりからフルスピード約36ノット(66キロ)での航行が始まった。船内では青森物産展やねぶたショーなど青函観光のPRが行なわれた。 […]

「ナッチャンWorld」 in Yokohama, 平日にも関わらず大盛況の見学会、この船の潜在力の高さを再確認した

2/19.20と「ナッチャンworld」が横浜港大桟橋にやってきた。この件については、先日の拙ブログで紹介をしたので詳細は省くが、管理人は19日(金)の見学会に行ってきた。 当日は平日にも関わらず多くの人で賑わい、入場整理のため200人近い人が桟橋に待たされていた。多くがリタイアをした中高年層である […]

小樽市が新日本海フェリー利用者にまた補助、宇高航路も廃止され限界にきたフェリー業界

小樽市は、新年度から新日本海フェリーの小樽発新潟行きのトラック運賃を、1台に付き1万円補助する方針を決めた。16日発表した新年度予算案に、関連の事業費1500万円を盛り込んだ。 不況や高速道路割引の影響で輸送実績が落ち込むフェリー便を支援する狙い。同社によると、自治体が特定のフェリー便のトラック運賃 […]

ナッチャンWorldが青森のPRでふたたび横浜へ、今回は久里浜で外洋クルーズ実現

最近ウワサを聞かなくなっていた「ナッチャンWorld」が昨年3月に続いて、2月19日(金)~20日(土)に横浜へやってくることになった。昨年は「函館開港150周年イベント」のPRで来たが、今回は東北新幹線青森延伸を記念したプロモーションを兼ねての再登場、1年ぶりの出稼ぎ航海である。 目玉は2/21( […]

関西汽船と阪神高速が共同商品を開発、フェリーと高速道のコラボは初めてか

阪神高速道路会社、関西汽船、さんふらわあトラベルの共同企画により、九州から関西を訪れるドライブ旅行者にお得なプランが販売されている。別府〜大阪間のカーフェリーを利用して大阪に宿泊する旅行商品に申し込むと、オプションで阪神高速の乗り放題パスが利用できる。10月30日出発分からスタートし、来年3月末まで […]

国内フェリーの過半数が赤字、フェリー(船旅)の魅力を身近なところから見直してみよう

国内航路を持つフェリー会社82社のうち過半数の42社が2008年度決算で当期純損益が赤字だったことが、民間調査会社の帝国データバンクが26日発表した調査で分かった。鳩山政権が掲げる高速道路無料化政策が実現すれば、競合航路を持つ企業の収益が一段と悪化するのは必至だ。(10/27付 道新) 帝国DBは、 […]

小樽市、新日本海フェリー乗客に金券を贈呈、減便・航路廃止阻止の意味合いもあるか

小樽市は、小樽港と舞鶴(京都)、新潟両港を結ぶフェリーを運航する新日本海フェリー(大阪)に対し、本州側からの乗船客に無料配布する商品券代やその作製費用計2千万円を全額補助することを決めた。観光客の誘致とともに、フェリーの利用促進を図り、不況や高速道路料金の自動料金収受システム(ETC)割引の影響など […]

道南自動車フェリーが休日マイカー割引を開始、また「ナッチャン」の復活も正式決定

道南自動車フェリー(函館市港町3)は19日、6月中旬からマイカー利用客を対象に函館と青森、大間を結ぶ土日、祝日前後の運賃を最大で約25%引き下げる割引サービスの導入を発表した。高速道路料金の大幅値下げや定額給付金の支給に合わせた需要を取り込み、新たな顧客獲得を図る狙いだ。(5/20付 函館新聞) 道 […]

道南自動車フェリーが津軽海峡フェリーへ 地域に根差す会社になることを期待する

撤退した東日本フェリーの子会社である道南自動車フェリーが3月1日から「津軽海峡フェリー」に名称をあらためた。 同フェリーは現在、函館-青森、函館-大間の2航路を5隻のフェリーで結んでいる。もともと道南自動車フェリーはトラック貨物中心のシンプルなフェリーであったが、東日本フェリーの撤退により、同社船舶 […]

俄かに信用できないが「ナッチャン」が青函航路に復活? 

東日本フェリー(函館)が昨年十月末まで運航していた函館-青森航路の高速船を、親会社のリベラホールディングス(広島)が早ければ四月にも再就航させることで検討に入ったことが分かった。 (2/20付道新) 先日のブログで「ナッチャンworld」が横浜開港150周年イベントへの参加を計画していると書いたが、 […]

『ナッチャンWorld』が何と横浜港で復活か

在りし日の「なっちゃんworld」 昨年十月末まで、函館-青森間で運航されていた東日本フェリー(函館)の高速船「ナッチャンWorld(ワールド)」を今月末にも、横浜港大さん橋に回航させ、函館の開港百五十周年をPRする舞台とする計画が持ち上がっている。(2/13付 道新) 横浜も今年開港150年を迎え […]