北海道の食

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JR北海道の全列車と九州新幹線で廃止、風前の灯となった車内販売

毎年のJR各社のダイヤ改正とともに縮小が進んでいる車内販売だが、JR北海道が2月28日に最後まで残っていた「S北斗」の3往復列車での販売を中止、また九州新幹線でも3月15日にいっきにすべての列車からの販売中止が発表された。 これでJR北海道の特急列車から車内販売(以下車販)がある列車がなくなることと […]

大手コンビニがパクる「コンビニだけではない3つの顔をもつセイコーマート」

この日経BP記事のタイトルにある「コンビニ業界「北の異端児」吠える」という呼び方はセンセーショナルかもしれないが、コンビニ界のオンリーワンであることは間違いないであろう。セイコーマート(以下セコマ)がこれまで導入した数々の施策は大手コンビニモデルの常識を打ち破るものであるが、その後、3大コンビニが採 […]

北海道ブランドと老舗があるべき姿とは

函館市の老舗レストラン、五島軒が本州に初進出する。共同で店舗展開している伸和ホールディングス(札幌市)が7日、JR大宮駅直結の大型商業施設「ルミネ大宮」(さいたま市)に「洋食バル函館五島軒」を出店する。同社は札幌市内に五島軒の洋食バルを3店展開しており、ルミネ大宮店を皮切りに首都圏で多店舗化していく […]

セイコーマート「地方の弱みを強みに転化したオンリーワンコンビニ」

北海道発の企業といえばニトリが有名であるが、積極的な道外進出の逆を行くような存在として地元特化で頑張っているのがセイコーマート(現社名はセコマ)である。 このところ地方発のコンビニの苦戦が報道されている。広島のポプラや群馬のセーブオンはローソン傘下となり、店舗もローソンへの暖簾替えが進んでいる。同様 […]

釧路駅名物駅弁「いわしのほっかぶり寿司」の元祖はどちらか

JR釧路駅の名物駅弁「いわしのほっかぶりずし」のすしねたが今春から、約20年ぶりに釧路産マイワシに切り替わっている。弁当発売直後に道東沖のマイワシが不漁に見舞われやむなく米国産や千葉県産を使っていたが、近年の豊漁で地場産が手に入るように。製造、販売する業者は「胸を張って釧路の味をPRできる」と喜んで […]

ルタオが函館土産に参入・格差が大きすぎる観光菓子業界

小樽の洋菓子ブランド「ルタオ」を展開するケイシイシイ(千歳市)は函館の土産品卸と組み、同地域を対象とした土産菓子のブランドを新設する。道南の海産物を使ったシリーズ商品で、今月末に第1弾を出し、順次増やしていく。北海道新幹線の開通で同地域の土産市場の拡大が見込めるため。開通に先駆けて商品を投入し、ブラ […]

無料朝食ホテル対策だけではなく、地産地消・地場ホテル再生へつながる「帯広で朝ごはん」

帯広駅周辺の7つのホテルは31日から、参加ホテルの朝食食べ比べ付き宿泊プラン「帯広で朝ごはん」を販売する。長期滞在や常連客などに、各ホテルの朝食を楽しんでもらおうと初めて企画した。(1/29付 十勝毎日新聞) 他ホテルで朝食食べ比べができるイベントは2011年の11月から12月にかけて札幌市内のシテ […]

自己破産したラーメン「むつみ屋」余話

帝国データバンク横浜支店は1日、有名ラーメン店「むつみ屋」を経営する「ハートランド」(川崎市宮前区)が同日付で東京地裁に自己破産を申請したと発表した。負債総額は約15億3千万円に上る。(11/2付 産経ニュース) 全国に百数十店舗を展開していた「らーめん むつみ屋」が倒産した。管理人は東京駅八重洲の […]

幻の北海道の日本酒「五稜正宗」北海道・道南/函館の地酒復活への期待

写真は「五稜正宗」の山車でパレードをする女給たち(港まつり 戦前) 函館市の料理人らでつくる「クラブガストロノミーバリアドス」(ガスバリ、深谷宏治代表)が復刻させた銘柄米「マツマエ」を使い、青森県弘前市の六花酒造(北村裕志社長)が作った日本酒「ガスバリ2013」の完成を祝う会が1日、レストラン・バス […]

函館立飲み酒屋「丸善滝澤」 余話

先日の拙ブログで函館・大門の角打ち(酒屋の立飲み)、「丸善滝澤」を紹介したがそれに纏わる話の続きを。 昨日、帰京後、はじめて常連地元の角打ちTを訪れたが、カウンターには女性の先客が居た。管理人は店の女将に北海道帰りのことを告げたが、するとその女性も先週は北海道にいましたと話に参加してきた。 どこかと […]

函館・丸善瀧澤「函館の二面性を知ることが出来た立飲み屋・角打ちとしてはレベル高」

函館駅に夕刻降り立った。軽くビールとでも思い、駅2Fの立飲み「ブォン・ヴィアッジョ」へ行ってみるが5時半がラストオーダーで入れず。この時間設定は立ち飲み屋ではない。この店、昨年のブログでも触れたが、元々は完全禁煙女性専用パスタ店であったが、変われば変わるもの。笑い話に近い。 そこで以前から行ってみた […]

運営が変わり、「きびっち」なるキャラも登場したトウキビワゴンだが変化感じられず

  新キャラも登場したトウキビワゴンンだが  札幌大通公園名物・トウキビワゴンの運営が札幌観光協会から北海道キヨスクに変わったことは拙ブログでもお伝えした。キヨスクでは早速、「きびっち」なるキャラクターも作ったが、まもなく「ライラックまつり」も始まり、本格的に観光シーズンを迎える […]

帯広駅北側で全国チェーンの居酒屋増える ビジネスホテル進出と同じく強まる外圧

  全国、全道でチェーン展開する居酒屋のJR帯広駅北側への進出が増えている。居酒屋チェーン側は「道内の地方都市の中でも帯広は活気があり魅力的な市場」と出店の理由を挙げる。一方、地場の飲食店経営者からは客の取り合いを懸念しながらも、サービスの向上が必要との声も聞こえる。(5/3付 十勝毎日新 […]

Pascoが夏の北海道旅行をイメージした菓子パンをシリーズで発売

製パン大手のPasco(敷島製パン)が夏の北海道旅行をイメージした「ぐるっと北海道」シリーズを関東・中部・関西地区で6月30日までの期間限定で発売した。じゃがいも、小豆、乳製品、ワインといった北海道産の原材料を使用し、ご当地ものをモチーフにし、パッケージには北海道の観光名所の美しい景色を使い、観光ガ […]

「留萌マルシェ」でご当地小麦”ルルソッソ”を初体験

先日のブログで4月20日に留萌支庁のサテライト飲食店「シーフードダイニング 留萌マルシェ」が秋葉原にオープンしたことを紹介したが、今日1日初めてランチだが訪れてみた。 場所は秋葉原駅電気街口を下りてすぐの駅前広場に面している新しいビルの5階である。正面が「AKB48劇場」なのでそれを目印に来ればわか […]

留萌、長万部とアンテナショップ型飲食店が次々とオープンするが問題は中味である

    ビアホール「銀座ライオン」を経営する「サッポロライオン」(東京)は19日、留萌地方産の小麦や魚介類などを使った洋食店「シーフードダイニング 留萌マルシェ」を、東京都のJR秋葉原駅前にオープンさせる。同社と道が2007年に結んだ連携協定に基づく都内6店目の店舗とな […]

都心ローソンで函館コーナーが人気に、小スペースと意外性が目を引いているのでは

昨年12月に東京都内のローソン京橋駅前店内にオープンし、函館の特産品を扱う「函館市アンテナショップ」が好調だ。開店から4カ月売り上げは月平均60万円を維持し、毎日商品を購入する常連客もいるという。市経済部は「近く商品のてこ入れを図り、PRを強化したい」とし、初めて一部商品を入れ替える。(4/24付 […]

函館駅駅弁の「みかど」が撤退 ここは日本最初の食堂車営業を行った伝統ある企業だった

JR函館駅構内の駅弁店などを運営する「みかど」(大阪市、後藤二郎社長)は15日で、函館営業所(函館市若松町)の営業から撤退する。業績不振が主な要因で、東日本大震災が追い打ちをかけた。弁当製造や同駅で展開する駅弁店やそば店などの業務は、同駅の店舗運営を手掛けるジェイ・アールはこだて開発(函館市若松町) […]

札幌観光協会運営の「とうきびワゴン」が民間委託へ 長すぎた独占販売でマンネリ化か

札幌・大通公園の風物詩、トウモロコシ売りの「とうきびワゴン」を運営する社団法人の札幌観光協会は、民間の業者に販売業務を委託することを決めた。希望の業者から販売方法の提案を受け、委託先を決める。(12/16付 朝日新聞北海道版) 札幌観光協会による「とうきびワゴン」での販売は昭和42年からだ。露天商の […]

初山別特産の「真フグ」が雑炊で商品化 まだまだある道内の知られざる逸品

写真は岬センターがある「みさき台公園」と真フグの照り焼き丼 北るもい漁協(今隆組合長)が、初山別村の隠れた特産、天然の真フグを活用した雑炊を商品化した。「新ブランドとして全国に発信したい」と、道の駅や直売店などでご当地グルメとして今月から売り出している。(12/15付 朝日新聞北海道版) 昨日のブロ […]

寿都産ホッケは漁獲高日本一 まだまだありそうな知られていない道内の逸品

      旅館になっている寿都町の鰊御殿と劇場廃墟 寿都町が地元産ホッケのおいしさを知ってもらおうと、新メニューや加工品のPRに力を入れている。年間7千トンの漁獲があり、沿岸定置網での漁獲量では日本一という地元水産業の主力。一方、産地の知名度では羅臼町などに […]

木古内駅前で頑張る「駅前飯店急行」・土地の顔が見えてくる駅前食堂の灯を守りたい

味わいのある看板と店内 とても温かい雰囲気であった 「駅前飯店急行」。北海道南部のJR木古内駅前に、こんな名前の食堂がある。 カウンターと古びたテーブルが5つ。石油ストーブから延びた銀色の煙突が壁を伝い、小上がりには「急行ですがドンコウで営業して居ります」と書かれた紙が張ってある。1957(昭和32 […]

花畑牧場が土産物屋卸しに方向転換、「道内限定」のルールを破った当然の帰結だ

花畑牧場(中札内村・田中義剛社長)は直営店中心の販売方式を転換し、土産物やコンビニエンスなど小売店への卸売りに軸足を移す。直営店の新規出店を凍結し、東京都内の直営店は閉鎖する。道内の空港や駅にある約300の土産物店に販売網を広げ、土産菓子市場の10%のシェア獲得を目指す。(3/4付 日経新聞北海道版 […]

松尾ジンギスカン『まつじん銀座店』へ行く  やはり”真打登場”であった

松尾ジンギスカン(まつじん銀座店)が11月に東京・銀座に出店することは過去の拙ブログで紹介をしたが、22日ランチであるが訪れてみた。 場所は銀座駅から徒歩1,2分の距離、4丁目の交差点から晴海通りを東銀座の方に向かい三原橋を曲がったあたりの飲食店ビルの2階。店内はお洒落なつくりで煙もまったくない。メ […]

太平洋興発が赤坂で釧路料理店「北の幸・釧路港」を開店、増えるアンテナ型の飲食店舗

太平洋興発(本社東京、佐藤幹介社長)が、飲食業界への新規参入を目的に、今年5月に釧路に設立した太平洋フーズ(丸山徳太社長)の居酒屋「北の幸・釧路港」が東京都赤坂に1号店を11月1日にオープンする。(10/30付 釧路新聞) 釧路の海底炭鉱・太平洋炭鉱(現・釧路コーールマイン)などの鉱山開発から始まり […]

「道貿易物産振興会メールマガジン」で北杜の窓が紹介されました

(社)北海道貿易物産振興会が発行するメルマガVol.29で拙サイトが紹介されました。今号は北見市・釧路市が担当をしており、北見市で先月開催された「屋台村サミット」についての記事です。一部、メルマガをコピーして紹介しますが、北見市のいちばん下の青字ニュース欄下赤字URLから入れます。 ******** […]

美唄焼き鳥の「福よし」や小樽「政寿司」など有名店の出店が銀座に相次ぐ

道内飲食店チェーンによる東京・銀座への出店が相次いでいる。8月に進出した美唄焼き鳥「福よし」など、いずれも道内を代表する老舗店。日本一の商業地・銀座とはいえ、折からの不景気でテナント料が値下がりしているほか、今までにない個性的な店を求める傾向が強まっており、人気観光地の道内で実績を積んだ有力店に注目 […]

「松尾ジンギスカン」が銀座に出店、ブームが去り、いよいよ真打が都心に登場

「松尾ジンギスカン」を運営するマツオ(滝川)は11日、東京・銀座に直営レストラン「松尾ジンギスカン銀座店まつじん」を11月上旬にオープンすると発表した。直営レストランとしては道外初出店。 (8/12付道新) 「松尾ジンギスカン」が銀座に出店することになった。場所はレストランや居酒屋が入る飲食複合ビル […]

新ご当地Gで「別海ジャンボホタテバーガー」が優勝、これは納得行く結果ではないか

ジャンボホタテバーガーの一例 参加店「トドワラ」より 別海牛乳が付いてくるのがお約束 根室管内別海町の新ご当地グルメ「別海ジャンボホタテバーガー」が、10、11日の2日間、美瑛町で開かれた「新・ご当地グルメグランプリ北海道2010」で、オホーツク北見塩焼きそば、富良野オムカレーなど知名度の高い強敵を […]

「みなみ北海道グルメパーク」を見てかんじたこと 隠れた逸品をもっと全国へ

22日(土)、札幌駅前広場で行われた「みなみ北海道グルメパーク」を覗いてきた。このイベント、渡島・檜山エリアの飲食店や商店などが出店しており、主催は道新の函館支社。初めての開催らしい。 管理人は前夜、大通公園でライラックまつりに併せて開催された「ワインガーデン2010」に寄ってきたが、駅前でも別の食 […]