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フレンチ・テイストは賛否両論 「ボンジュール」と挨拶されるメルキュールホテル札幌

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最近札幌でのホテル選びはマンネリが続いている。新しいホテルがオープンしているが、どうも齢のせいか慣れ親しんだところを取ってしまい冒険しない。今回は紅葉がきれいな中島公園が眺めれるPホテルにしようかと考えたが、春先に泊まった時の印象が悪く、ならばということで2年前に開業をした「メルキュールホテル札幌」を選んだ。

メルキュールは国道36号線に面し、かつてあのマンモスキャバレー「エンペラー」があった青木ビル跡地に建てられたホテルである。ススキノのど真ん中にあるが、フロントは3Fにあるのでいたって静か。1Fの入口で外国人スタッフからいきなり「ボンジュール」と声を掛けられた。絶句。ここは日本である。「クラブメッド」に来た訳ではない。

エレベーターでフロントロビーに上がると落ち着いたいい雰囲気だ。管理人は今回はじめて「るるぶ.com」から予約を入れたが、当日だったせいか名前が入っていないという。すぐに予約は確認されたが、その後、鍵(カードキー)が渡されるまで10分ぐらい待たされた。某宿泊予約サイトの口コミでも、フロントの対応の遅さが指摘されていたが、システムに問題があるのかもしれない。

セキュリティ対策でカードキーをエレベーター内のセンサー部にタッチしないと目的階まで運んでくれない。ススキノという場所柄、それはいいと思うが、カードキーには客室番号が記されていないのでこれは不便である。カードキーも既にボロボロになっていた。

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客室はすべて北側(36号線沿い)に面しており、カーテンを開けるとJRタワーやテレビ塔が正面に。今まで見たことがない新鮮な景色である。客室内のあちらこちらにダークレッドを多様しているが、ブラウン調の家具に上手く溶け込んでおり、さすがフランスのホテルである(アコーグループ)。気に入ったのはライティングデスクの隅を開けると鏡台のようになり、その中にLANケーブルがしまわれていたことだ。いつもケーブルはどこにあるのか探してしまうがなかなかいいアイデアだと思う。

今回の宿泊の目的はホテル内にあるバー探訪である。ススキノのホテルバーは以前、東急イン内の「シャングリラ」にあったが、だいぶ前になくなっている。バーワンドリンク付きのパックで予約をしたが、最近の新設ホテルでバーがあるところは珍しい。早速、18時にバー「ル・セパージュ」を訪れてみた。

レストラン内のウエイティングバーと訊いていたが、かなり広めで独立したスペースとなっている。カウンターだけでも10人以上座れる。レストランを含めて客は誰もおらず、最初は無料券で生ビールを注文。その後、マティーニを頼んだが、タンカレーのジンにチンザノドライを合せる。タンカレーだとベルモットはノイリーを使うのが一般的だが初めての組合せであった。かなり強めであったが口当たりよく2杯いただく。

 

バーテンダー氏と話したが、震災以降、外国人観光客がさっぱりのため、バーの閉店時間を1時から22時に早めたいう。入口でスタッフが「ボンジュール」と挨拶する件について尋ねてみたが賛否両論で、個人的にはやめてほしいとのこと。以前は日本人スタッフも言っていたらしいが、クレームが来てやめたらしい。

フランスのアコーグループのホテルは札幌には「ノボテル」がある。バーテンダー氏によると、有給休暇が多く、取得義務もあるので、他のホテルと較べると条件面では恵まれているとのこと。まだまだ本国の論理が優先されていて、顧客本位とはいいがたいが、「日本流」に期待したいところだ。

 

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