*

10泊すれば1泊無料 スタンプ帖が魅力の「日本秘湯を守る会」

RIMG0836会員宿の玄関には必ず「秘湯を守る会」の提灯が飾られている

日本秘湯を守る会(佐藤好億会長、192会員)は12月20日、静岡県熱海温泉の大観荘で11年度の通常総会を開き、「変革元年」と位置付けた12年度の事業を決議した。12年度は、新たにi.JTB運営の宿泊予約サイト「るるぶトラベル」での宿泊販売を本格的に開始し新規顧客の開拓を図るほか、同会の宿泊予約サイトの手数料を3%から6%に増額して手数料収入を元にサーバー強化や新システム対策、財務体質の改善を進める。地熱対策委員会を中心に、無謀な地熱開発への反対運動にも力を入れる。(1/5付 観光経済新聞

日本秘湯を守る会」をご存知であろうか。

似たような名称の組織はいくつかあるが、ここは多分「元祖」といってよく昭和50年にスタートをしている。朝日新聞社系列の朝日旅行が運営を行っており、朝日新聞を購読すると月1回「朝日旅行」のオリコミが入り、秘湯の会会員宿が紹介されている。

以前は商業色があまり強くなく、会員の宿も「秘湯」にふさわしいものが多かったが、秘湯ブームが叫ばれだした頃から会員数が一挙に増え、秘湯というには似つかわしくない宿も登場するようになった。

ここのウリは「スタンプ帖」である。秘湯を守る会会員宿へ宿泊するとスタンプを捺印され、10軒泊まり、集めたスタンプが10個になると、捺印した宿の中から1泊無料で泊まれるというものだ。

管理人もスタンプ集めをしていたが、以前は同じ宿の捺印が複数あってもよかったと記憶している。この10泊して1泊無料というのは魅力あるシステムだ。単独の温泉宿やビジネスホテルなどではたまにあるが、全国の温泉宿をチョイスできるのは有難い。

以前、親しくしている道南の一軒宿に秘湯を守る会の入会を勧めたことがある。その温泉宿は山の中の一軒宿で「秘湯」というにはふさわしい。しかし、集客に苦戦をしており、工事関連の長期滞在で食いつないでいた。

函館に近い場所にあったので、本州からの客をターゲットに出来ると思い勧めたが、主人からは「朝日新聞は道内では読まれてないからダメだよ。道新がやってれば入るんだけどね」という見当違いの答えが返ってきた。その宿はホームページも持っておらず、なぜ作らないか尋ねると「山の中なのでADSLも引けない」というまたしても?の返答であった。

その温泉宿は最近になってサイトもつくり、予約サイトのJにも加盟したが、息子が引き継ぐようになってからである。

ちなみに秘湯を守る会の会員数は200軒近くあるが、道内は8軒と意外に少ない。加盟宿は高原温泉大雪高原山荘、旭岳温泉 湯元湧駒荘、芽登温泉 、丸駒温泉旅館、ニセコ新見温泉 新見本館、ニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館、上の湯温泉 銀婚湯、知内温泉 知内温泉旅館。いい宿が多いと思うが、秘湯というのは?のところもある。管理人のお気に入りは、鯉川温泉だが、この8軒のお湯はすべて良質である。

なお、道内の宿7軒限定で1泊するとスタンプが2個貰えるキャンペーン「北海道秘湯の宿7軒限定 スタンププラス1キャンペーン2012」が現在行われている。

「るるぶ」や「Yahooトラベル」への加盟、手数料アップもよいが、「秘湯」にはあまり似合わない世界だ。

 - すべての記事一覧, ホテル・やど関連, 温泉