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近ツリが銀座にゴージャス店舗を開業

近畿日本ツーリストが変わりはじめている。
以前、このブログで「日旅が近ツリを逆転」(KNT)で”近ツリ”の問題点などを指摘した。
使い勝手が悪い商品構成や量そのものの低下など再構築にともなう問題点について書いた。
それから半年が経過し、会社に変化がみられている。まず、問題にしたネット事業(サイバー・エージェント業務)であるが、ST@Y+(スティプラス) という新サイトをスタートした。対象をホテル旅館だけではなく、民宿やウイークエンドホテルなど裾野を広げている。
最近はJTBでもそうだが、自社加盟施設以外でも登録OKのところが多い。数で攻勢をかける楽天トラベルなどに対抗するためであろうが、敷居が低くなっている。
また、あらたなリアル店舗展開として富裕層限定のショップを計画している。5月に開店予定の銀座支店「SalondeMarronnierGINZA」(仮称)の概要を発表したが、銀座マロニエ通りに新規開店するイタリアの高級皮革ブランド「ボッテカ・ベネタ」が入居するビルに開設するらしい。
サロン的な路線を狙っているのであろうが注目ではある。
全体をみていると会社のスリム化を図りながら事業集中型の路線がみえる。リアル店舗数を誇る時代ではないのでより収益が上がるところに投資。そうでない部門からは撤退や縮小。面倒な募集型企画旅行(スカイホリデーのようなもの)などには力が入らなくなるわけだ。
旅行会社の知恵がためされ、これまでの数、体力勝負が通じない時代である。

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