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新得町・オソウシ温泉が売りに出されることに 目立つ小規模一軒宿の休業

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オソウシ温泉露天と内湯 露天にはPH度の高さが能書きされている
*写真提供 観光まるごと北海道主宰 公共の宿評論家 K氏より寄贈
北海道新得町にあるオソウシ温泉鹿乃湯荘が売りに出ていると「温泉ニュースブログ」が伝えている。価格は1500万円。土地権利は普通賃借権(10年間)で所有権ではない。
オソウシ温泉は鹿乃湯荘のみの一軒宿、新得からトムラウシ温泉に行く途中にある。管理人はだいぶ昔、1991年頃に訪ねたことがある。クマ打ち名人の主人がいたが、相当な齢になっているはずなので後継者がいなかったのか。
温泉宿の裏のマンホールから大量の源泉が溢れていた記憶がある。入浴した当時は温泉成分には興味(知識)がなかったが、PH値は10・06。道内随一の強アルカリ性で、高砂親方が好きな「お肌スベスベ」の湯である。
源泉温度が28度と低いため、内風呂は加温循環しているが、露天は源泉かけ流しだ。低温の源泉はお気入りで、長い時間入っているとジワジワと効いてきて温まる。是非、もう一度、入浴したいものだ。
トムラウシに行く途中にあり、そこそこの観光需要も見込める場所だ。借地権だが、1500万円で温泉旅館のオーナーになれるので悪い話ではない。
それにしても北海道の場合、小規模の一軒宿は苦戦しているところが多い。十勝だけでも留真温泉やナイタイ高原亀の子荘なども休業や廃止になっている。どこも素朴な、家族的な宿が多いが、通年を通じての集客が難しいのであろうか。
また、小規模の一軒宿は設備面で見劣りをする。若い女性客が泊るのに最低限の設備(部屋トイレや洗浄機、個室洗面台など)が整っていないところが殆んどだ。温泉・秘湯ファンが多いとはいえよほど温泉自体に魅力がないとリピータづくりは難しい。
【参考】不動産総合情報サイトat home webのオソウシ温泉の売却広告

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