*

JTBが予約サイトで5つ星表示を開始、もう少し生の声を聞きたい

JTBの宿泊予約サイトが今月から旅館・ホテルの評価を☆(星)5つで表示している。星表示は総合評価90点以上で5つ、85点以上で4つ半、80点以上で4つ、75点以上で3つ半、70点以上で3つ、65点以上で2つ半、65点未満で2つの7段階になっている。
星の選択基準は、恒例の約60万件の宿泊利用者アンケートで決めている。宿泊アンケートで「部屋」「食事」「大浴場」「従業員のサービス」が80点以上の旅館・ホテルについては、「おすすめポイント」として各項目のアイコンで示し、以前よりはすっきりしたものになっている。
サイト自体も使い易くなっているが、利用者からの「口コミ」は掲載されていない。単なる星評価だけでの判断は難しく、やはりサーベイ的な口コミはほしい。楽天トラベルやじゃらんネットなどと星評価を比較してみると違いが見えてくる。JTBの評価は全体的に名が知れた比較的規模が大きい宿への評価が高い。旅行業者ウケがよく、窓口で担当者が「評価マニュアル」を見ながら薦める宿なので当然5つ星に輝いてくる。
反面、ネットエージェントで人気が出たような、たとえば施設は古いがサービスがよく、値頃感のあるような穴場的な宿への評価は全体に低い(どうしようもない宿はどのサイトでも共通評価だが)。また、JTBはシティ・ビジネスホテルへの評価が甘いような気がする。これは利用者層の違いによるものか。
JTB5つ星評価は利用者向けだけでななく、ホテル・宿への公開通信簿的な要素もありそうだ。
【参考例】JTB旅館・ホテル予約「札幌・定山渓」

 - すべての記事一覧, 旅のマーケティング