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「地球の歩き方」が外国人観光客向けの道内フリペを発行

海外旅行ガイドとして人気の高い「地球の歩き方」を発行するダイヤモンド・ビッグ社(東京)は、北海道内を訪れる外国人を対象としたフリーマガジを創刊、19日から配布を始める。(6/18付 読売新聞北海道版)

このところ北海道を訪れる外国人旅行者の増加に伴ない、外国語による観光案内パンフなどが増えている。また、日本語版を翻訳したものだけではなく、初めから中国語圏・韓国・英語圏へ向けたフリーペーパーも見かけるようになった。観光ガイド以外にもグルメや公共交通の利用方法、気候などについて書かれている。
今回、発行される「GOOD LUCK TRIP 北海道」は、中国語と韓国語、英語で、道内旅行に役立つよう、札幌市や旭川市など人気エリアの地図や観光情報、トラブルにならないよう温泉での入浴マナーも掲載し、旅行に必要な簡単な日本語もまとめたものだ。6月と12月の年2回発行する予定で、第1号では道内のドライブコースを特集する。B5判、36ページで、毎号7万部を発行する。新千歳空港や旭川空港、主要ホテルで配布し、成田空港や香港、台湾、韓国の旅行会社にも置くという。
発行するダイヤモンド・ビック社は「地球の歩き方」シリーズでお馴染み。特に管理人の世代には愛着があり、学生時代から20代にかけては、このシリーズを片手に旅へ出たものだ。観光ガイドプラス現地の生活に密着をした情報、安宿の案内など読者情報提供型によるガイドの先がけであった(ガセや危険な情報も多く、泣かされた人も多いと思うが)。先日、久しぶりに「シベリア・サハリン」を購入したが、大人向けのふつうのガイドブックになっており、月日の経過を実感した。
話がそれたが、外国人向けフリペの動きは他にもあるようである。ビジネスチャンスをインバウンドに求めるのは理解できるが、現在、日本語による北海道観光のフリペは飽和状態である。駅・空港・案内所・ホテルなどに山積みされているが、札幌エリアだけで軽く10誌はあるのでは。需要があり、広告も取りやすいからであろうが、同じような広告主が多く、似たり寄ったりで最近は貰わなくなってしまった。
管理人は9年ほど前、全国の温泉旅館の予約サイト立ち上げの仕事をしており、その時、ダイヤモンド社とメディアミックスの形で「温泉の歩き方」というガイド本を出したことがある。売れ行きは芳しくなく、その後フリペにした。「歩き方」ブランドは通じなかったが、韓国・中国では真似たような本が出版されており、意外に反響があるかもしれない。
「GOOD LUCK TRIP 北海道」はダイヤモンド社自ら手がけているのか、スポンサーがいるのかわからないが、激戦区へ殴りこみである。

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