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「釧路ステーション画廊」が22年の歴史に幕

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96才 佐々木翁直筆の閉館に関する挨拶文
釧路駅構内にある駅ナカ画廊「釧路ステーション画廊」が9月30日で閉館することになった。この画廊は、釧路市在住の佐々木榮松画伯より、油絵、デッサン等約1000点の作品の提供を受け、1987年7月8日に全国で最初の駅舎内画廊としてオープンした。
 
ちょうど1年前の拙ブログ「北海道最後の民衆駅、釧路ステーション画廊」でギャラリーについては紹介をしている。佐々木画伯の特徴は、「湿原」をテーマにした作品が多いが、それ以外にも生命力溢れる色使いで、管理人は作風を気に入って何度か足を運んでいる。
JRの駅構内は経営多角化が進んでいるが、ギャラリーとなると少ない。知る限りでは現在は休止中の東京駅ステーションギャラリーや大阪駅から北新地駅に移動をした「セルヴィスギャラリー」ぐらいのものか。特に釧路駅の場合、国鉄からJRに生まれかわった1987年開設なので大変歴史がある。
閉館の理由は定かではないが、想像するところ建物の老朽化や入場者の減少、画伯の高齢化と作品の管理などに問題が生じたのではないか。殆どPRもされず基本的には常設展示であったので、もう少し使い方があったのではないかと思い残念な気もする。
画廊は残すところあと12日だが、今回はこれまで紹介されていなかった作品の展示もされているので、この連休を利用して是非見ていただきたい。なお、ギャラリーがある釧路駅2階には、あっと驚くような鉄道グッズが眠っているという噂がある。
【参考】JR北海道釧路支社の画廊閉鎖に関する案内

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