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料金体系・免責保証制度・・・・レンタカー業界への疑問Ⅱ

先日のブログで「レンタカーの北海道夏季料金」の問題について提起した。道内のレンタカー会社は概ね7/1から8/31まで夏季料金を取るという昔からの伝統(?)があり、約4割値上げされる。需要が集中し、儲かっているこの時期に大幅値上げをするのは、北海道観光の悪癖のひつとではないかと言わせていただいた。
さらに乗捨て制度の矛盾についても指摘した。道内のレンタカーは島内を巡回しているようなものなので、乗捨てられてもレンタカー会社自らもとの営業所へ戻す手間はあまりないはずだ。特に需要が大きい千歳空港や札幌市内へ乗捨てる場合など果たして乗捨て料金が必要なのかという疑問がある。
また、旅行会社から夏季申込むと値上げ幅もせいぜい1,2割。さらにもともとの設定料金が安く、個人客が申込む通常料金よりも安い場合も多い。レンタカー会社は旅行会社にはグロスで安く出し、個人には4割増しで販売してるのが現状か。
実はこれ以外でも疑問がいくつかある。これは基本料金の話だが、通常、24時間を越えて借りる場合、一日単位で料金が上がって行く。駅レンタカーの場合、Sクラスを夏季料金で借りると、以降1日6,610円ずつ加算されていく。3日借りても一週間借りても加算される料金は同じだ。
一見、これには疑問を感じないが、レンタカー会社から見れば、長く借りてくれればくれるほど車を遊ばせることなく、メンテもかからず、大変有難い顧客である。レンタカーは一度返却をすると法律で一定時間貸し出すことはできない(6時間以上?)。また、営業所によって、平日に強いところ(ビジネス需要)、週末に強いところ(観光需要)など傾向がある。
本来なら借りっ放しの利用者には割引をすべきてである。たとえば3日目から30%、5日目から40%オフにするなどの処置をしてもいいのでは?旅行会社から申込むと1週間借りても料金は4泊5日分しか取らないなど優遇処置があるが、それはツアーなどを申込んだ際のオプション商品である。
格安のニコニコレンタカーなどは1週間パック、また大手の大半はマンスリー契約などを実施しているが、観光で長期に借りる人は殆ど存在しない。
もうひとつレンタカーの免責補償制度がある。借りるとき、1日当たり1,000円~1,500円程度の金額を取られる。あくまでも任意だが、最初から含みと称してて契約をさせる会社も多い。事故の時のことを考えると安心かもしれないが、任意・自賠責保険料はレンタカー代金に含まれている。免責といっても車両・対物それぞれ5万円程度なので、あくまでも安心料である。
免責に加入しないと、どうなっても知りませんよというイメージを作っており、これもレンタカー会社の大きな収益アップ源のはずである。免責自体の必要性は認めるにしても、各社ほぼ均一の保険料、そして車の延長と同じように1日ごとに同金額が加算されて行く。そのあたりの仕組みはいったいどうなっているのか一度、開示してもらいたいものだ。
管理人はレンタカー料金が高いと云っているのではない。むしろ安くなっており、車のレベルも向上している。大手の国内のレンタカー会社の大半は信頼できるが、夏季料金や乗捨て料金、延長料金、免責を含め不透明な部分が多く、利用者が足元を見られているような気がしてならないのが気になったのでふたたび書かせてもらった。
【参考】社団法人全国レンタカー協会公式HP

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