*

函館国際ホテル(最近泊まった宿レビュー)変わらない観光客(宿泊客)軽視の傾向に改善を

函館国際ホテルは1988年に宿泊(渡道最初のホテル)して以来、けっこうの数、泊まっている。その間、市内には多くのホテルが誕生して、今では豪華シティホテルではなくなったが、函館の顔・コンベンション機能ははたしている。
今回宿泊したのは別館DXシングルルーム。以前は”新館”と云っていたはずだが、15年以上が経過し、今は別館と呼んでいる。通された客室は函館山側で、眼の前にはニチレイの倉庫、人気のホテルラビスタとも向かい合っている。眺めとしてはイマイチだが、ツインルームの方は函館港側で、摩周丸などが見えるオーシャンビューだ。
まず、客室面積が18㎡となっているがそれほど広くかんじない。15㎡ぐらいしかないと思うが。またインターネット用のLAN口が枕元にあり、そこからデスクへ延ばすのでケーブルが部屋の通行を妨害して邪魔だ。正直、「デラックス」とは言い難い部屋であり、これまでも何度か泊まっているが、市内に新しく出来た全国チェーンビジネスHの方が客室レベルは高い。
朝食は1階の「アゼリア」でのバイキング。週末ということもあり、大変混んでいたがひとつ気になったことがある。食事を終えて、コーヒーとフルーツを取りに席を立ったが、まだ食事中であることを示す意味で、テーブルにわざわざ新聞を広げて置いた。コーヒーを持って戻ってくると、すべて片付けられており、新聞を置いた意味がなかった。朝食バイキングではよくあることだが、地域を代表するホテルであり、そのあたり配慮が欲しかった。
最近、シティホテルのバイキングでは、「朝食中・ただ今席を立っています」といった内容の札や紙を設置しているところも多いので是非取り入れてほしい。また、眼の前でオムレツを作る若い男性はひと言も返事をしない。全体的に朝食会場の対応が悪かった。
やはり宿泊客の多くが観光客というせいか全体的に粗雑に扱っている印象だ。以前からかんじていたことだが、地元のお偉いさんや常連客には愛想がよいが一般宿泊客には事務的な対応で、そこらへん20年以上変わっていない。函館に限らず、コンベンション機能がある地方のシティホテルには同様な傾向がある。旭川Gホテルも、動物園ブームで観光客が急に増えて、その応対で評判を悪くしていると地元の方から聞いたことがある。
今回、朝食付きで6,500円という安さ(1988年はシングル7,500円で朝食を付けて9000円)なので文句は云えないが、観光客の多くがラビスタに流れている。実際、こちらでラビスタに宿泊した何人かに感想を聞いたが、評価はすこぶるいい。特に女性層には支持されている。ホテルとしての役目は異なるが、危機感を持つべきであろう。
しかしながらラビスタにないよさもある。別館最上階にあるスカイラウンジ「ル・モン・ガギュー」がおススメだ。このネーミング、てっきりフランス語かと思ったが、臥牛山(函館山)から取ったものであった。カクテル類も千円以下であり、ホテルバーとしてはリーズナブル。同階にある鉄板焼きも有名だが、夜景が素晴らしい。
9/11宿泊:別館DXシングルルーム朝食付 6,500円(じゃらんネットより予約)

 - すべての記事一覧, 最近泊まった宿